logic system continued.

http;//d.hatena.ne.jp/hello-m/ ではてなダイアリーで12年間書いてたブログ『logic system』から引っ越してきたので、その続き、という意味での『continued』。

で昨日はどうだったのか、と。

18時待ち合わせとか言ったくせに、仕事先から出るのが遅れ、ビッグサイトから駅まで突風のため直行し、ぐっすり電車乗り過ごして目が覚めたら池袋。しかも相手からのメール無視ってしまってる。うーわーやっべぇと思いつつ心の中で平謝りしながら新宿へ戻って、待ち合わせ場所へ。
そして再会の瞬間…無言。と言うかよく考えたら3年経ってて、顔わかるのか?と言う不安から、その場に立ってた数人をじろじろ覗いてしまった。向こうも似たような不安があったみたいで、そんな俺がさらに不安感を煽ってしまった。そんな訳で不穏な空気の中、再会。
うどん屋で食事をするも、会話の内容がなんとなく重い。この重みは、3年前から変わってない。当時から相反する性格の2人だった訳だから、当然と言えば当然か。それでも、頭の隅っこで、彼女のことはずっと気にはかかっていた。恋愛感情のようなものは全くなくて、遠くに住んでる親戚の姪っ子が、今でも元気でやってるか、ちょっとは成長したか、と思うような感覚で、再会したのだ*1。と言うより、そもそもまさか連絡がついて、実際にまた会えることになることすら、望外だったのだが。
けど実際にそこで発見したのは、あれから3年経った彼女よりも、3年間の自分の空白だった。この3年間、いかに自分が腐った暮らしを送ってきたか、そう言ったことに直面することになった。ただ、ある面では、目の前の彼女に、3年前の自分を見ているような気もして、複雑だった。
最後に会った時には高校生だった彼女は、もう成人してお酒も飲めるようになっていた。しかし新宿の飲み屋なんてどこもうるさくて、会話出来るような雰囲気のところは少ない。…だからって連れてった先が職安通りの韓国屋台ってのはどうかと思うぜ、俺。向こうは喜んでたからよかったけど。チャミスルを頼むつもりだったけど、マッコリを飲んだことが無いと言うので、1本を2人で分け合う。やっぱり酒が入るとだいぶ雰囲気が変わる。変わると言うか、俺がある程度気楽になっただけかもしれないけど。思い出話やら、いろんな話をする。病み上がりでほとんど飲み食い出来る状態じゃなかったけど(うどん屋でも半分以上残してしまったし、屋台で頼んだトッポギも二口くらいしかつままなかった)、マッコリが胃にやさしくて、楽に飲めた。
1年に一度、いや3年に一度。その程度でいいから、また彼女の声が聞きたい。そう思った。共通項も少ないが、ベクトルは違えど、お互い独立志向だ。学年で言うと2年下の彼女は、2年遅れで人生のさまざまな岐路を迎える。過去に俺が選択を迫られたような面で、これから彼女はどのような選択をしていくのか。それを遠巻きながら見守ってやれたら幸せかなと、そんな思いで新宿を離れた。ここ最近のような、愚痴吐きながら飲んだくれるような酒とは、全然違う味がした。
…とか言いつつ、近いうちに、もっと俺が元気な時に、そう言うはっちゃけた飲み会やろうね、とか言っちゃったけど。それはそれでアリだよな。

*1:年齢差3つってこと考えたら、いとこの子とか言いたいところだけどさ、俺のキャラがキャラだけに、おじさんと姪っ子、って言う方が表現としてあってるんだよ。この日も夕飯とお酒全部おごったから、完全におじさんだし。やれやれ。