logic system continued.

http;//d.hatena.ne.jp/hello-m/ ではてなダイアリーで12年間書いてたブログ『logic system』から引っ越してきたので、その続き、という意味での『continued』。

abc/EQIDEN sounds & barks.

こういう時にやっておかないと未来永劫やらないだろうと思って、abc/EQIDENのセットリストをアップしました。EQIDENは最初から、前年度とは丸っきり違う大会だということを深く意識して、今まで使っていなかったジャンルの選曲を心がけました。スカパンクモダンジャズ、ジャムロック…あと、今までがabcにしてもEQIDENにしてもどっちも重くなって焦燥感が出るばかりだったので、EQIDENは開放感を持たせつつ、なおかつ落ち着いた感じで行こう、と。一部は石野の選曲なんで、セットリスト作るために出典探すのに時間がかかりましたが。
やっぱり音響は1人じゃ無理です。石野は俺のわがままに何一つ歯向かうことなく、本当によくやってくれました。というよりは、俺がいつまでも音響を続けていることで、俺が完全に老害と化しているような気分が強いです。幸いにして、俺の選曲を支持して下さる方もいらっしゃいます。これを「偉大なるマンネリ」として固定化してしまうか、それとも常に変革を求めるか。その判断は俺にしか出来ません。ZUKAさんがMCの座から身を引いたように、俺もいずれは…とは思っています。
まぁ、安心して下駄を預けられる人間が、目下のところいない、というのが本音なんですが。来年は、MCも変わることだし、もう同じサウンドセットで4回もやってきたし、そろそろ変わり時かな、と思っています。俺が全部新しく用意することも考えていますが、新しく音響をやりたいと言う人間がいれば、その人に全てを預けるというのも、やぶさかではありません。「老害」にならない程度に、多少の口出しはするかもしれませんけどね。実際、今年は今までと違って、一応の候補は数名かいます。いずれにせよ、音響が動き出すのは、わりと遅めでも構わないので、まず自分が3ヵ月後にどうなってるか。
大会当日は、毎年お世話になっていた機材提供の某氏がいきなりぎっくり腰でいなくなるというハプニングに見舞われ、1人でミキサーに専念することになったものの、どうにかなったんじゃないかと思います。タイムレースでしくじったり、ハウリングが直せなかったりして、もうどうしようもないミスが多かったものの、今まで手一杯で出来なかったワイヤレスマイクの調整などに専念出来たのは、良かったんじゃないかと思います。あとは…何だろうな、声を出す人間はみんないい仕事したよ、って偉そうに言ってみるかな。声を出す人間の魅力をそのまま伝えるのがミキサーの役割のはずなのに、それが100%出来ていたかどうか、と自己評価をしてみると、もうどうしようもない。参加者にしてみても、今までで一番やりにくい環境だったかもしれません。
選曲にしても、「とりあえず今年はこれで行こう」という考えが、準備段階で一瞬だけよぎりました。ほんの数秒でもそんなことを考えた自分を殴ってやりたいです。「ミスしていいよ、俺は許すよ、ただ客は許さないけどね」って普段から口が酸っぱくなるほど言ってたのは自分じゃねぇかよ、と。どんな創作活動だって、この1回が全て、もしくはこの1回で今後の評価を決める、という人間は必ずいる。というかほとんどの人間がそうだ。そんなところで犯したミスは、どんな償罪をもってしても許されるものではない。
…話がだんだん収集のつかない方向になってきました。当日の名場面の話でもしましょうか、とか言い出すとキリが無いので、一つだけ。