logic system continued.

http;//d.hatena.ne.jp/hello-m/ ではてなダイアリーで12年間書いてたブログ『logic system』から引っ越してきたので、その続き、という意味での『continued』。

playback.

話は5年前、secondまで遡ります。ラストイヤーとして決死の思いで臨んでいた自分は、大会中は特快の仲間と、あと対戦相手以外はろくに目に入ってませんでした。大会が終わってから、後に今回の成功の立役者であるひろぴょんとかに「クイズ辞めるなんて言わないで下さいよー」とか言われたりする訳ですが。
たしか敗者復活の第一段階を勝ち上がって、待機する頃だったと思います。客席を上がる俺の視界に、まだ幼い表情がいくつか入ってきました。中学生、しかも顔からすると1年か?これくらいの歳で大会に来るんだったら、東京のあの中高一貫校の学生かな。そういえば俺もこんな顔してた時期があった。やっぱしラストイヤーだし、ああやっぱり俺ももう結構な歳なんだな、と思ってしまいました。数週間後、thirdのスタッフに立候補してから手に入れた、secondの予選ランクのデータを眺めていました。やっぱり中1が何人かいました。みんな、下から数えた方が早い順位に固まってました。
5年前、たしかに俺はあの顔を見た。そしてその顔は今、決勝という至高の舞台で、真剣なまなざしで中空を仰いでいる。
参加人数がどれだけ増えても、いま自分が何年だろうと、どんな境遇に立たされていようと、あの舞台に駆け上ることは、不可能では無い。俺の中では、彼がそれを証明してくれました。
他にも名場面はたくさんあったけど、例によってキリが無いので。ちなみにマジ話ですよ。ここ数年、エイプリルフールはabcにひっかけてましたが、んなことしてる余裕も無いし。