thoughts that fit the moments.

結局テレ東の『デザインチャンネル』をぼーっとつけてから、フジでやってた『The Matrix Revisited』を見たり見なかったりする。ポストプロダクション部分、CG制作のくだりで大学の授業を思い返す。SE・音響制作のくだりで選曲や音の作り方などにいろいろと思いをはせ、共感もする。編集者や編集プロダクションのコメントで、自分が作品を作っていた頃のことを思い出し、編集行程の中にある喜びを思い出す。
先日、とある会話の中で、改めて「制作」について考えさせられる。ブレインストーミング程度の会話だったと思うが、互いに刺激を与えるための会話としての意義があったと思われる。それがあって、このくだりを見て、作品、というよりある種の実験の着想が浮かぶものの、とりあえずまだ具体化は出来ない。少し泳がせてみようか。
閑話休題。『The Matrix』は素晴らしい作品だった。しかし『Reloaded』の最初の10分で幻滅して*1、『Revolutions』は見ていない。明日の夜に『Reloaded』が放送されるが、そもそもその時間は家にいないし、最初から見るつもりは無い。でもなんとなく『V for Vendetta』が見たくなった。ヒューゴ・ウィービングの演技が気になる。ナタリー・ポートマンが好きというのもあるが。『The Matrix』関連で言えば、今の自分は『Revisited』が最も見返したいものかな。といっても、ポストプロダクションを見て満足してしまったような気がするが。というか、そこで一番満足してしまう自分は、やはり「想像」より「組立」でものを考え、創っていく人間なのか。
そうして書いていくうちに、本来起きる予定だった時間を迎える。深夜手前まで帰れない予定だ。昨日、一昨日で相当体力が減退していたが、果たして持つだろうか。

*1:大学卒業後、ニューヨークを去る直前の最後の夜に見た映画だった。