お笑いポーポー。

昨夜のMatthew's Best Hit TVで、俺の大嫌いなボビー・オロゴンが出てたのはともかくとして*1、「なまり亭」でMAXが出てた時に映ってた『沖縄ポーポー』という番組が気になって検索してみました。DVDリリースということで、しかも標準語字幕つきらしいんですが、目を引いたのはこの一文。

かつて深夜枠での放送だったにも関わらず高視聴率をマークし、
沖縄児童の深夜徘徊が無くなったとされるお笑い番組がいま蘇る！！

じゃあそれまで沖縄児童はそんなに深夜徘徊してたのかよ、と思っていろいろ調べてみたところ、相当深刻な問題なようで。実際、沖縄の夜ってホントに遅いし、自分が行った2月でもあの気候なら、深夜に歩き回ってても余裕でしょう。東京近郊でも児童の深夜徘徊が問題になってるけど、この番組が放送されていたのが90年代で、東京近郊、特に町田、八王子、大宮などのサバービア＝郊外繁華街でこの手の問題が取り上げられるようになったのがここ数年であると言うことを考えると*2、沖縄ではかなり根の深い問題であることが自明かと。つーか、問題なのはわかるけど、だからって宣伝文句はどうなのよ、とツッコミ入れたかっただけなんですが。
ちなみに番組中で映像見ましたが、インパクト強烈です、この番組。「タイかなんかのお笑い番組見てるみたい」とか評されてましたが、まさしくそんな印象だった。言葉の強烈さ、テンションの高さ、そしてそれに大きく反比例するセットとカメラのチープさ（ここ重要）。

*1:てめぇホントは日本語ベラベラなんだろ日本の視聴者バカにしやがって、といつも思ってしまいます。ああいう日本の人の外人への偏見を逆手に取ったおもしろ外人キャラは全般的に大嫌いです。逆にその偏見を丸ごと逆手に取って自虐に持っていった塩コショーとかは好きだけど。実際、インターの学生で、日本語ベラベラのくせにナンパの時だけ急にカタコトになる奴とかいるからねー、それ主にうちの母校の学生だったりするから街で引っかかりそうになったら気をつけた方がいいよーみんなー、ってここで書いてもどうするよ。

*2:それ以前からもあったんだろうけど、以前はヤンキー文化やチーマー文化があって、今の「行き場所が無い子供たち」と言うのとは若干異なるだろうと。