logic system continued.

http;//d.hatena.ne.jp/hello-m/ ではてなダイアリーで12年間書いてたブログ『logic system』から引っ越してきたので、その続き、という意味での『continued』。

沖縄3日目。

沖縄3日目の朝からまたクイズ。つーか観光とか行こうや…。ここでJ氏の名言。「守礼門は行っといた方がいいよー。自分のスケールの大きさがわかるから」大爆笑。でも行かないけど。牛がベタ問できっちり勝抜けた後に「ベタなんて大嫌いだー!!」と叫んだり、俺がセット開始2問で即抜けしたりといろいろやってから、昼過ぎになってやっと移動。つーか、なんでどこ行っても俺が仕切らなきゃならんのだ。参加者最年少のこの俺が。つーか23歳の俺が参加者最年少って時点でガックシ。

とりあえず九大勢は空港に荷物を預け、akahide・J・バーンの3人はおもろまちの宿に戻り、俺・T巣さん・久栗の3人は一足先に国際通りに向かうために牧志へ。久栗は牧志から観光のため別れ、2人で平和通りの喫茶店入ってタコライスを食べる。食べてからおもろまち組3人と合流し、T巣さんは時間が無いので3人とそばを食いに行き、俺は九大勢を迎えて観光に連れていくためにパレットくもじへ。

この待ち時間で、パレットくもじの6階の市民ギャラリーでやっていた写真展「Picture Promo Party」を見物。初日に見たかったんだが、大幅に予定が狂ったので、この空き時間がちょうどよかった。ここでやはり、いろんな視点から捉えられた沖縄を見る。参加している写真家は、沖縄で生まれ育った人から、沖縄に来てまだ1年の人までさまざまで、それぞれの沖縄を表現している。やはりこの場所には確実に、人を引きとめる魅力がある。だが、地理的な要因で、自然と人がやってくるほどの求心力が決定的に足りなくて、本質的な部分や情報などが、内地まで伝わってこない。この旅行で残された時間で、出来る限りその魅力に迫っていきたいと、強く感じる。

この旅行にはデジカメを持ってきていたけど、結局写真はほとんど撮らなかった。まず自分の目で見ないことには、ファインダーを通すことに意味を感じなかったのかもしれない。もしくは空気だけで満足していたのか。いや、単に天気も悪くて、面倒だっただけか。だけどいずれ、写真でも映像でも文章でも、沖縄の本質と言うか、自分が感じた沖縄を、偽り無く、かつ勝手なイメージで固めるような事をせずに、表現したい。今こうしてこの旅行記をしたためているのも、その文章表現の一環だと感じながら書いている。

そうこうしているうちに、九大勢が到着。初日に行った食堂なら、沖縄っぽいものもそれなりに食えるだろうと思って、そこに連れて行く。けど3人た頼んだのは豚しょうがとか肉野菜炒めとか。せっかく選んでるのに…まぁそれもまたアリか。第2回は無い、と言っていたS本君が、「でも沖縄でやってよかったね、福岡だったら飲み会がああまでなってなかったよ」と漏らしていた。たしかに沖縄じゃなかったら、少なくとも自分は来ていなかったなぁ(それ以前にマイルが切れるって言う状況じゃなかったら間違いなく来ていなかったんだが)。とは言え、桜庭とS本君の妖しい師弟関係を生暖かく見つめるために福岡行ってみたいって気はしてきたけど。あとM下と桜庭のバカ兄弟っぷりが。わかる人にしかわからない例えで申し訳ないけど、ノダシューとけぇちゃんの関係に似てる気がした、この2人。

で、食事中にもよ君から入電。試験が終わってこれから合流出来るとのこと。なんやかやで合流のアレンジしたり、おもろまち組3人とのコーディネートしたり…やっぱり俺が仕切ってんじゃん。ともあれ、九大勢を国際通りや公設市場のあたりを案内しつつ、もよ君といろいろ話し合って、九大勢を空港に送ったら、コザあたりのゴーストタウンを見物しに行くと言うプランになる。このノープランな俺の無謀な提案にあっさりと乗ってくるあんたもすげぇよ。ブルーシールのアイスを食べるとか言うベタなことをしたりして、最後には8人でおきなわ屋でお土産を買って、九大勢を空港に送り出し、着いてくると思ったバーンが急遽着いて来ないと言うことになって置いて行き、いざ2人で車でコザへ。

初日にバスで見た風景が流れて行く。途中で基地の間を潜り抜け、この前は歩いて引き返した沖縄市に突入。コザのメインストリートには、アメリカの田舎でよく見かけそうなショッピングモールがあった。車が止められて、ファーストフードがあって、テイクアウトチャイニーズがあって…完全にアメリカの郊外である。自分が想像していた光景が、やはりそこにはあった。しかしそれも、向かいはパチスロ屋だったりして、文化が混在している。目抜き通りは丸ごと、米軍さん向けの店が立ち並ぶ。

そう、カオス。混沌。建物の色の褪せ方だったり、人がいるかいないかわからない状況だったり、その割には深夜になっても平気で人が歩いてたり、かと思えば内地でよく見るような郊外型の建物の並び方があったり…ずっと曇ってたってのもかなり大きかったと思うけど、一つの混沌がこの場所を支配していて、その混沌の霧を晴らそうとしているうちに、自分がその霧の一部になり始める。そうやって、内地の人はここに引きつけられるのかもしれない。一度その霧を見てしまっては、もう気にならずにはいられない。現に自分がそうじゃないか…。

那覇に戻る車の中で、もよ君と延々と議論を交わした。沖縄の文化の形成やら、東京との共通点やら。東京でずっと生まれ育った自分にとって、日本国内でこれほど魅力を感じた場所は、今まで無かったかもしれない。あまりに熱くなって、自分がどこまで話したか、いまいち思い出しきれない。しかし、確固たる何かを、導き出せた気がする。その「何か」があまりにもあやふやであるのが、魅力である訳で…ああもう何書いてんだかわからん。

那覇に戻るともう20時。ここでバーンと再度合流。そして何故かw-redさんが合流。遅れて久栗がやってきてw-redさんにびっくり。なんたる茶番だ。ここでYちゃん情報を活かして、パラダイス通りの「コトブキ」と言う店を探してみたら…よく見つけられたよこんな場所。自力じゃ絶対無理だ。さっそく店に入る…前に。久栗、俺、もよ。この3人が揃ったら、やる事は一つ!

クイズ屋DJ頂上決戦inゲームインナハ!!

何バカやってんだうちら。ともあれ勝負はIIDX、FREE2曲のスコア勝負。課題曲はそれぞれREDのランダム、全体のランダムで決定し、あとの2人はそこで決定した課題曲をそのまま行う。と言う訳で最初の課題曲はこれだ!

『Don't be afraid myself』終わった…。なんでよりによって☆7で最も苦手な曲選ぶかな俺。死んでるし。もう片方に賭ける気力も起きないが一応…『CAR OF YOUR DREAMS』結局どっちもREDじゃん。そんな訳でそつなくこなしたDJ KUKURIの勝ち〜。まぁ俺の驚異的な引きの悪さに乾杯ってとこか。

で、わーわーやってコトブキへ…入ろうとしたら満席。いろいろもめた結果、結局TRINITYに行って適当につまみ頼もうと言うことに。ずっと車動かしてくれたもよ君が飲めないってのが非常に心苦しいが。ピザが最高との事なので頼んでみるが、材料が無いらしい。「ちょっと待っててくれる?適当でいいなら、生地作るから」マジっすか。本当に申し訳ない。ここでN師匠のバイト終わりまで延々と飲み語り、「沖縄来てまでクイズ話したくねーよー」と言いつつ、バーン・久栗と言う強豪(トーク面で)がいるのでクイズ話ばっか。ゴーストタウンの話とか振られたけど、「車の中で語りつくしちゃったよ」と言ってしまった俺にも問題はあるんだが。

そして師匠のバイト終わりで、3人でN君邸へ。もう3連泊で、お世話になりっきり。飲めなかったもよ君のために、オリオンビール6缶を買ってきて、3人で飲む。バカ話&面雀。ここでブラック師匠の本領発揮と言わんばかりの回心の一撃「ペパーダインする準備はできていた」で一同大爆笑。「こいつにこう言うブラックな札持たせちゃダメなんだよ!!」ともよの一言。いやー大事ですよブラックは。そんな酔っ払いテンションで、ホントならゆっくり寝られるはずだったのに、何故かまたも朝方まで盛り上がってから就寝。結局クラブ行ったりしてねぇじゃん、俺。音楽番組の公開録画とか、ストリートダンスイベントとかもあったから、行くつもりだったんだけどなぁ。土曜の夜なんて「Frank Muller vs Ryukyu Disco」とか言うとんでもなく美味しいイベントがあったのに。まぁフォトギャラリー見られただけでもよしとするか。