今日のVMC。
- Sweety / Clazziquai Project
- えーと韓国のDJが率いるプロジェクトらしいんですが、曲聴いた印象は「…渋谷系!?」略歴見てると案の定、readymadeの人達といろいろやってますね。今年入ってからも小西康陽と一緒にイベント出たり、今週末にFPMのイベントに参加したり。いや、この音自体は嫌いじゃないんだけど、何も知らずに聴いたらこれを2005年の曲とは思わないわな。かと言って渋谷系全盛期にこのサウンドが存在しえたかどうかは疑問だけど。まだまだ根強いですよ、このジャンル。
- Bottle Rocket / The Go! Team
- 今度はUK発の6人組。聴いてて往年のスペシャの番組『POWDER』を思い出しました。モンドとかそう言う言葉が似合う、ってやっぱり渋谷系じゃねぇか、と思いきやこっちも新人ですか。前述のClazziquai Projectと同じく、すでにインディーズではアナログ盤を何枚かリリースしてるんですが。PVがほぼ8mmフィルムなところと言い、なんかカレッジバンドの匂いがします。すっげぇ好き嫌い分かれそう。
- Everytime / Britney Spears
- この曲はすでに2003年の曲なんですが、なんつーかいつのPV見ても若いなぁと思えます。いやなんでこんなに若い若い言うのかと言うと、この前Christina AguileraがMissy ElliottとコラボしてるPVを見て、Christina Aguileraがえらい歳喰ってるように見えて軽く引いたんですよ。ホントに何があったんだって言いたくなるくらい。Britneyが若いのを見てそれを思い出してしまった、と言うお話で、曲のこと全然触れてませんね。実はタイトル見て「あ、これってより子がライブでカバーしてた曲か」とか思ったんですが、んなことはファン以外にはどうでもいい話なので…って書けば書くほどろくなこと言わなくなりそうなのでヤメ。
- State Of Mind / Raul Midon
- すごい!と素直に言ってしまえるほどの技巧。何も考えずにしばらく聴き入ってしまいました。躍動感のあるギターはもちろん、何と言ってもヴォイス・トランペット。ボイスパーカッションやヒューマンビートボックスだけじゃなかったんですね、このジャンル。何人集まっても一人前に聴こえないバンドもいる中で、この人はたった1人でフルセットのジャズバンドの半分くらいの仕事こなしてます。PVがひたすらライブシーンのクロースアップの長回しって言うのも大正解。で、調べてみると、この人生まれつき盲目なんですね。盲目であそこまで出来るとは、と言うより、だからこそ繊細なまでに研ぎ澄まされた聴覚が培われたのか、と。だからってそれを実際に体現出来る人間はそうはいません。しかもたかだか1曲聴いただけでここまで印象に残るなんて。ひさびさに、「ガタガタ言わずにとりあえず聴いてみろ」と言えるアーティストに巡り合えた気がします。
って言うか最後以外ろくなこと言ってないですよ今回。どうした俺。病んでるのか俺。