logic system continued.

http;//d.hatena.ne.jp/hello-m/ ではてなダイアリーで12年間書いてたブログ『logic system』から引っ越してきたので、その続き、という意味での『continued』。

第5回Quiz Road Cup。

クイズの話を滅多にしないこのblog。大会やら例会やらがある日の更新は大体全然違う話題でごまかしてるんですが、今回のことは何故かちょっと書きたい衝動が出てるので、失礼を承知で書き散らかそうかと思います。今回はあくまでも観戦記ではなく参戦記なんで、自分のことしか書いてません。これまた、活躍されたプレイヤーの方々には失礼致します*1。あーあとお約束で、クイズのことわからない人は飛ばして下さいね。
と言うのは、実は今回、本気で予選通過*2を狙ってたんですよ。過去2回参加してるんですけど、もういずれも箸にも棒にもかからないようなひどい成績で。さらに今後の自分の身の振り方から言って、対策する時間を取れる状態で大会に参加出来る機会が、もうそろそろ少なくなってくるんじゃないかなぁと。偶然、大会前の1週間はスケジュールに余裕があったので、ここでみっちり対策して、一度くらい予選通ってやる、と意気込んでたんですよ。少なくとも6月の頭くらいに急に仕事の話が入ってその1週間が丸々潰れるまでは。
と言う訳で対策する時間とか余裕とか体調とかがすっかりなくなってしまい、どうにか問題集を読もうにも、なんか活字見ながら頭使うのがうっとうしいくらいの状況にまで落ち込んでしまってて。前日に泊める約束をしていたふるかわに、涙ながらに「前日対策つけてくれ〜」と言い、一応の悪あがきはしてみました。そんな訳でふるかわ、まあくん、たむりょー、kimikaさんと言う、7○3×経験者ばっかりで対策。…いっくら調子悪い上に面子が面子だっつっても、7○3×を50セットもやって、1回も勝てないのはさすがにひどすぎる…主催者の日高さん、エントリーのハガキに「今回は結果を出します」なんて生意気なこと言ってごめんなさい、やっぱしいつもの観戦モードになりそうです、とか意気消沈しながら就寝。
で、当日。オープニングの物真似で「似てる!クリカンにそっくり!」とかヤジを飛ばしながら大爆笑しつつ拍手。普通の大会なら「もう8割方やりたい事終わったろ」とか言うところだけど、この大会に限っては、主催者も参加者も気合が違うので、そんなことはおくびにも出せない*3
そしていよいよペーパー開始。正直言ってこの大会のペーパー、自分には相性が全く合わなくて、対策しようにもどの方面から対策していいかわかんないんだよな…abcの出題傾向とかははっきりと読めたのに、なんでここまで出来ないんだろ…とか毎回思うんだが、今回は比較的わかる問題や、ちょっと自分向きの問題が多い。つっても単に割合的な問題なので、実際に予選通過に届く手ごたえは感じなかったんだが。ただ、過去2回のペーパーよりは、ほんの少しだけ希望が持てた気がした。前日、仕事帰りでボロ雑巾になりながらもやった対策で出た問題が、わりと何問かヒットしてたのが大きい。ふるかわありがとう。
昼休み中、「東京ダイナマイトが出るか」「Crystal Kay出るかー?」「ピかSE7ENかKのどれかが本名フリで出る」みたいな話をノダシューとしながらご飯食べて*4、会場で御一行の面子に「基本的にはない」とか「いやーRie fuいいねー」とかどうしようもない話をしたり、榊原さんに「早くchahoo!!を福岡から追い出して下さい」と無茶な頼みをされたり、いろいろあって結果発表。まぁ端折って結果だけ言うと、結局今回も早押し機にはつけませんでしたとさ。実力不足で対策もろくにしてなかったんだから当たり前なんだけど、いつもよりちょっとだけ悔しさが募る。しかしトップ20に女性が3人いたり*5、早押しのスタメン10人のうち4人が学生だったり、いろいろびっくり。ペーパー最高点は180点と普段より少し低めだが、ボーダーは139点と大幅アップ。例年なら120点以上は高成績者としてホームページに載るんだが、今回はこれも130点以上に引き上げ。ハイレベルな戦いに見事に当たって砕けて粉になってしまいました。7○3×は僅差による決着が多くて見ごたえがありました。ノダシューの猛チャージが実らなかったのが残念。
ここで、「過去の5回で7○3×未経験の参加者のうち5人でエキストラマッチを行なう」と言うアトラクション。5人の決定方法は「過去4回の大会で使用した問題数の合計は何問?」と言う近似値一発勝負。んー今回は約600問用意してるって言ってるから、大体毎回500問強は消費してるはず、2000にいくつ上乗せするかな…けど俺って大体近似値は大きく書き過ぎて外れる事が多いから少なく見積もるか…とか言ってるうちに時間がなくなり、苦し紛れに「ちょうどって言うオチだろ」と思い「2005」と書く。すると正解は「2222」。「ちょうど」の発想は合ってたのにベクトル間違えた…結局残り8人くらいのところで脱落。直前まで「2195」とか書こうと思って減らしてしまっただけに、余計にこの失敗が悔やまれる。でもまぁこんなの「当たったら儲けもの」くらいだからしゃあない。ここで初めてイントロの大会ではよく顔を合わせるタカダさんがいるのに気づく。あとで「びっくりしたでしょ?」と話しかけられて、「どうしたんですか北海道から!?」と本気でびっくりして、「いやーひさびさにクイズしたくなって」と返される。7○3×に参加出来た*6から本望だったことでしょう。俺なんぞが抜けるより全然よかったですよ。
ボードはちょっと波乱含みの展開になり、その後は敗者復活。ちょっと気合がいつもと違ってた上に、実は過去2回で一度もランプが点いた事が無かった事もあり*7、せめて1問正解したかった。もともと1○1×はわりと得意だと思ってるし。で、自分のセットに来た問題が「ボウリングで、1フレームでスペアを取り、残りを全てストライクで終わると/」ここで押される。点数を聞いてくる事はわかったので、実は押してから計算してやろうかと思ったんだけど、ちょっと頭が整理出来てなかったのであえて手を出さなかった*8。しばらくして、「世界のリゾート地で、カンクン、ロスカポス、アカプルコ…」などと言う単語が聞こえ、「ん、これらがあるメキシコの州か?でもその3つだと地理的に離れすぎてて同じ州には無いよな…じゃあ素直に、でもいいのか?」と思いながら、過去3回で初めてボタンをつけて、ちょっと戸惑いがちに「…メキシコ?」で正解。ラッキー。そして次のステップ。うわーふるかわとかいるよーとか思ってたら案の定1抜け。9人から3人と言うきつい絞りだが、まぁ要は1問正解すればいいのでやる事は変わらない。そして最後の1人で、「薄焼きたまごにご飯や/」お、点いた!「茶巾寿司!」ちょっと出来過ぎな感じすらある勝ち抜けで、先に勝ち抜けたふるかわとガッツポーズ。これでもう1問正解すれば、敗者復活の決勝。せめてそこまでは残りたかったが、ここに来てわかる問題が来なくなってしまい、万事休す。けど、たった2問の正解だったけど、ものすごい充実感があった。はじめて「あーちゃんとクイズ出来た!」って思えて、結構嬉しかった気がする。本当はこんなんで満足してちゃいけなくて、正統なルートでの勝ち抜けを目指すべきなんですが、嬉しかった。
で、ここで触れておかなければならない点が2点。「新しい日本語ロックの象徴である『青春騒走曲』/」答えはもちろん「サンボマスター」なんですが、このセットにいたたむりょー、てめぇ今朝うちでサンボのライブ映像見せたじゃねぇかよ!つーかうちで、大会前にサンボの映像見て、大会で出題されて答えられなかった人間がこれで2人目になってしまいました。と言うか、「新しい日本語ロック」と言うフレーズが出たら曲名聞かなくても1択です*9。もう一点は、電車の都合だかなんだかでこの敗者復活が始まる直前に会場に到着したZUKAさんが、とんとん拍子で正解を重ねてなんと敗者復活の最終ステップまで進出、しかもリーチまでかける。ここで勝ち上がってたら最強にうそくさくて面白かったんだが、さすがにそううまくは行かずトビ。極めて残念。だけどものすごくコストパフォーマンスのいいクイズだよなぁこれ。
あとのラウンドは、感想を書いてると本当に長くなるので、申し訳ないですが割愛させて下さい。しかし決勝の加藤さんのジェノサイドには、ボタンがつくごとにもはや笑いが起こる状態になってて、あーもーえらいこっちゃと言う感じでした*10。万が一にでも敗者復活を勝ち上がって準決勝に残ってたとしても、俺なんかじゃ場違い以外の何者でもねぇよ…けど、いつかは何かしらの形で、結果を残したいと思います。3回目の参加にしてようやくそう言うモチベーションが持てるようになりました。主催者の日高さんをはじめとするするスタッフの皆様(って総勢3名だけど)、本当にお疲れ様でした。
この後は下北でお好み食ったり、家でイントロだの東大過去問だのいろいろやったりしたけどそのへんはいつもの話なので割愛。ただ家の都合上、別の部屋に隔離するはめになってしまったさいやさんやまたんごさん、滅多に来れないはずなのにあんな状況にしてしまって本当にすいませんでした。ホントだったら俺もゆっくり話したりしたかったです。しかし別部屋は別部屋でモノポリーで盛り上がってて、さいやさんが足の下に100ドル札を隠してたと言う話を聞いて爆笑。この人の勝負事には「紳士協定」と言う言葉は無いんでしょうか、ってそう言う問題じゃねぇよな絶対。いずれクイズじゃなくて桃鉄USAか何かでお手合わせ願いたいものです。あと俺の部屋にワンカップ大関置いてったの誰よ?飲むよ俺。

*1:ってあそこで活躍したプレイヤーはここ見てないだろ。

*2:ってここで言うのは「ペーパー20位以内」じゃなくて「早押し機が回ってくる順位」ね。

*3:つーか少なくとも俺だって実力無いなりに頑張りたかったんだよう。

*4:結局全部ハズレたけど。前回のペーパーでイ・ビョンホンの漢字読みが出たから韓国歌手の本名フリはありえるかと思ったんだけどなぁ。にしてもノダシューのCrystal Kay予想はちょっと時期外してると思った。

*5:特にN野さんにはびっくりした。サイヤーの時に少しお話させて頂いたんですが、いつのまにあんなレベルまで…と失礼ながら思ってしまいました。

*6:しかも結構惜しかった。

*7:しかも前回なんて「アルバム『ソルファ』も好評/」「ASIAN KUNG-FU GENERATION」と言う明らかに俺向きの問題をtksonicに押し負け、前々回は2人から1人の状態にまでなったのにわからない問題が来てしまうと言う、2回連続でひどい内容。

*8:正解は「290点」。

*9:だってQuiz Road Cupでこのフレーズから「ACIDMAN」とか「ELLEGARDEN」とか「syrup 16g」とか(20バンドくらい省略)とか出て来たらビビるわ。ペーパーの選択肢で一応アンダーグラフは出てたけど。

*10:何の感想にもなってない。