iyiyim＠Break Station Live。
仕事が終わって、もう新宿で独り酒やってとっとと帰るか、とりんかい線に乗った時、ptx君からのメールに気づく。「17:30と19:00から、東京駅構内でiyiyimのライブがあるみたいです」慌ててりんかい線から飛び降り、逆方向の新木場行きを待ち、京葉線で東京駅に直行する俺。情報を頼りに行ってみると…あった。そこは東京駅構内、新幹線改札の脇にある「Break」と言う、インフォメーションコーナーと本屋とカフェバーと、さらに小さなイベントスペースがある空間。そこにたしかに「next live 19:00 iyiyim」の表示があった。
今までより子より子って大騒ぎしてて、しかも金銭的にずっとヤバイヤバイ言ってた奴が何いきなり掌返して、とか言われそうですが、仕事場からそんな遠くない場所で生で音楽聴けるのに、行かない理由なんてないじゃないですか。どんなに金無いっつったって、音楽にまで金かけなくなったらそれこそ精神的に壊れてしまいますよ、俺。
第一、はてなにiyiyimのキーワード作ったの俺ですよ？（これが言いたかっただけ）クリックすると9割方さぁきぃさん（id:ysasakijpn）とこへのリンクばっかだけど。
そんな訳で、ライブまでまだ時間があるのでビールを飲んでため息をつき、去年の4月以来まるまる1年ぶりのライブ*1。前回はカフェの隅っこでまったり聴いてたのが、今回はイベントスペースの最前列に堂々と座り込む。viviさんのまん前！個人的に聴きたかった『Angel〜あなたに会いたくて』は今回はやらなくて、5曲のミニライブだったんですが、最後にやった『僕らの生きる道』が素晴らしかったです。本当に。しかも場所が東京駅構内ってことで、仙台から来ててこれから新幹線で帰る人とかがCD買っていったり、いろーんな人が立ち止まって見てて、すごくいい空間でした。前に見に行った時はお客さんも両手で数えられる程度で、それはそれでゆったり気味でよかったんですけど*2。
そしてサインと握手があるって言うんで…買っちゃいましたよCD。仕事行く交通費もギリギリだっつってんのに、もう立派な病気だと思いました。音楽中毒。実際、来月も音楽関係でいろいろと出費が予想されてるし。ただ、2枚売ってたミニアルバムのうち1枚しか買いませんでした。そこは自制したってことで勘弁して下さい。つーかとにかく『僕らの生きる道』だけでも家帰ってから聴きたかったんだよう。さらにこのアルバム『やさしさという形のないもの』に入ってる『やさしい風』のミュージックビデオを、CD購入者限定でスタッフの方が配ってました。VHSのスタンダードテープの上に「画質に当たり外れがあるかもしれないんですけど…」と遠慮がちに渡して下さったのが手作り感アリアリで好感触過ぎ。
で、サイン＆握手。viviさんに「友達から連絡があって、ちょうど仕事帰りだったんで飛んできたんですよ！」「えーすごい！はじめましてですか？」「いや2度目です」「前はどこでした？」「あの下北の…えーっと何だっけ」「カフェ？」「そうそう、あの3階だか4階だかの」「antenna cafeだ！」「それです！アンテナ！」すっげぇ。このiyiyimってアーティスト、年にかなりの本数のライブこなしてる人達なんですが、1年前にやったライブの場所、きっちり覚えてた。「また聴きに来ます！」と、viviさん、ko-sukeさんの順に力強く握手して、帰路に着きました。
たまたま仕事でその時間にその近辺にいて、たまたまptx君が東京駅のそのへん通って俺にメールくれて、とまぁいろんな偶然が重なって見られたライブだったんで、CDにサインしてもらったりしてる時もいつになくかなり興奮気味だったと思います。上の会話のテンション見て頂ければそんなの容易に察して頂けると思いますが。
だけど、ライブは嘘つかない。このところ、ライブとか見に行っても、楽しかったり、力をもらったりする反面、「あのステージの上の表現者達に比べて自分は何やってんだ」と憤ることも多かったんですが、今回は極めて純粋に空間に飲み込まれて、すごく楽しかったです。メールくれたptx君に感謝。つーか、iyiyimの情報が即座に流れてくる環境ってもしかしてすごく贅沢な環境じゃないか、俺？
大好きな音楽に囲まれて、養生するとします。明日CDJらしいけど、別の用事もドタキャンしちゃってるし、そもそも体力が残ってないよう…。あとライブの感想とかホームページに書いて下さいってMCで言ってたので、恐れ多くもここのリンク貼ってきます。ホントに恐れ多くてちょっと怖いけど、より子ブログにもトラバしちゃったことだし行っちゃえー。
