logic system continued.

http;//d.hatena.ne.jp/hello-m/ ではてなダイアリーで12年間書いてたブログ『logic system』から引っ越してきたので、その続き、という意味での『continued』。

彼らの海VII〜Wish On The Polestar〜

何も無い日曜日、頭痛と体調不良で、8時前に起きたはいいけれど、13〜15時、23〜26時とまどろみ、作業も進まず。その深夜に目が覚めて、ふとテレビをつけてみるとこんな番組をやってた。深夜ドラマにしては画質きれいだな*1…と思いつつ、何故この時間にこの内容?と思いながら見てました。最近のday after tomorrowのPVに雰囲気が似てて、これっていわゆるPVの完全版って奴かと思いきや、主演女優の方がdream長谷部優ということで当たらずも遠からず。CMでdreamが流れてたからなんとなくそんな気はしたんですけどね。
ともあれ、制作意図も放送意図もよくわからないままぼーっと見る…ベタはベタだけど、俺の好きそうな映像で、ストーリーや流れも好み。ふとため息をついてしまうくらい。想像力に乏しい自分でも、こう言う作風にも憧れるんだよなー…決してフルスケールの映画とかじゃなくて、かと言ってミニシアターやVシネマほどのインディーズ気質じゃなくて、それこそ深夜にふっと流れていたら、そのまま見入ってしまうような*2。あと、青春時代らしいものが皆無だった、いや皆無とは言わないけどほぼ腐りきってた自分にとって、この手の歯がゆい感じのストーリーはどうしても憧れてしまいます。ノースショアに向かう田舎の道を見ながら、沖縄の情景とか、昔行ってたハワイの情景とかを思い出す。当時はノースショアまで足を伸ばしたりしなくて、せいぜいマウイに一度だけ行ってブギーボードをやった時に、「あーやっぱワイキキと違って波が近くて楽だなー」とか思ったくらいで*3
VIIってタイトルなんですが、I〜VIまで制作されてるんでしょうか。どうも劇場公開やDVDリリースなども視野に入れてる作品らしいんですが、一度だけでもう見られないのは勿体無い気がしました。
映像作品について書く時、ストーリーに触れるのを避けて文章書いてると、どうしても作り手側の視線だったり、評論に近いものになってしまう、木っ端映像学生の気質が嫌だ。ストーリーについて触れると感情論になってしまいそうで、それを避けようとして結果こうなってしまう、って感じなんだけど。でも嫌だなぁ。しかし公式サイトを端から端まで見ても、制作意図が読めない。

*1:あとから調べると撮影にSony CineAltaと言うシネマ用HDカメラで撮影してたらしい。そりゃきれいだわ。つーかHDで見たい。せっかくプラズマディスプレイがあるのに地上波デジタルのアンテナが立ってない…。

*2:フィクションじゃないけど、卒業制作がまさにそんな感じだったし。根っからのフジっ子(ただしほぼ深夜限定)だったので、『NONFIX』とかに影響されてる部分大きいです

*3:ワイキキビーチは観光客のゴミとかいろんな理由で本来の海岸線がどんどん遠ざかって行って、30分以上泳がないとろくに乗れるような波に辿り着かないのに対して、マウイの波はビーチからすぐだった。