logic system continued.

http;//d.hatena.ne.jp/hello-m/ ではてなダイアリーで12年間書いてたブログ『logic system』から引っ越してきたので、その続き、という意味での『continued』。

a-nation avex SUMMER FESTA 2004。(レポ)

雑感が予想外に長くなったんで一旦分けてレポ書きます。

オープニングアクトmihimaru GTザ・ルーズドッグスa-nation special dancers with dream)
順に『帰ろう歌』『願〜negai〜』、『ステレオ』『魚』、『SEE THE SKY〜1999...月が地球にKISSをする』。mihimaru GTの登場に間に合ってよかった。しかしイベントの1曲目が『帰ろう歌』って言うタイトルなのはどうなんだ(当然それが聴きたかった訳ですが)。ザ・ルーズドッグスはこのノリではちょっと難しかったかな、と言ったところ。mihimaru GTの盛り上がりと比べて、ロックフェスの類との空気の違いをはっきりと感じました。そしてa-nationのダンサーオーディションを抜けた64人のダンサーとdreamによる、SAM・ETSU・CHIHARUプロデュースによるスペシャルアクト。完全な消化試合かと思いきやなんとこの曲。想像以上に見ごたえありました。大人数で演じると映える曲であるのと同時に、dreamが大先輩に敬意を表してこの定番曲を歌いきる、という趣もあってよかったです。
大塚愛
『pretty voice』『金魚花火』『Happy Days』『さくらんぼ』。傘を持ってステージの底から飛び上がって登場。なんかステージ上の面子からなんとなく想像ついたけど、一発目か!しかも16時開演だっつってんのに出て来た時点で15:55。前日はもっと早かったらしい。なんだそれ。そしてこんなところでヘドバン。「もう1回!!」とか叫んだ時点でもう半分くらい終わった気でいてしまいました。いやーとりあえずこれが生で見られてよかった。選曲はベッタベタだったけど内容は申し分無し。一発目ってのがちょっと惜しい気がしたけど。
はなわ
佐賀県』『埼玉県』『故郷』『伝説の男〜ビバ・ガッツ』。スペシャルゲストその1。出て来た時点で軽い出オチ感。改めて生で見ると、みんなきっちりコールをしてるので、「言うまでやめねぇぞ」のネタが空回り。一応ちゃんと消化してたけど。で、関東だから埼玉県。「埼玉県民の人手挙げてー、次は埼玉に親戚がいる人ー、次えーと…さいた、さいたさいたを歌ったことある人ー、と言う訳でこの会場のほとんどの人が埼玉関係の方ということで」ガッツはフルでやって13分持たすか、と思ったがさすがに無かった。
dream
『reality』『PURE〜Love Generation(メドレー)』『Movin' On』。avex祭なのに、なんでスペシャルゲストより浮いてんだ?というくらいかわいそうな雰囲気の中でライブ。曲がみんなに知られてるアーティストが2組続いた後に出されるのはあまりにも酷だったと思う。MC一切無しで、出演時間10分あったか?でも『Movin' On』やると不思議と盛り上がるのは何だろう。dreamがすごいと言うよりこの曲がすごい。この時、自分の1列後ろに思いっきり香ばしいファンの方が1人で回るわ飛ぶわ叫ぶわの大騒ぎ。周りもその状況がやけに面白くなってつられてコール&レスポンス。いろいろとひどい。
Do As Infinity
『(曲名不明)』『be free(新曲)』『GATES OF HEAVEN(?)』『冒険者たち』『本日ハ晴天ナリ』。ここちょっと曲名と曲順が曖昧です。ファーストアルバムの頃が好きだった自分としては、『本日ハ晴天ナリ』のPVをはじめて見た時は「うわ、こう言うアーティストになっちゃったんだ」と思ったけど、それはそれで嫌いじゃないし、『冒険者たち』のライブは圧巻でした。しかし2人ともMCがぶっ飛んでるなぁ。「この最終日にして大雨、僕らと皆さんの日ごろの行いの賜物だと思います。けど昨日よりはマシだ!」言いたい放題。ちゃっかり次回ライブの宣伝も。「いいんだよね、宣伝しても。ダメなの?」なんかここだけノリが違ったのがやけに面白かった。
Tommy February6
曲名省略。つーかシングル曲は全部やったけど曲順が相当曖昧なんで。全部やったとは言っても、ほとんどが1〜2コーラス程度で、2〜3曲ずつセットでメドレーにしてました。でも『I still love you boy』『Can't Take My Eyes Off You』の2曲は確実にフルでやった。かなり力業で曲数こなしたなと思いました。ただ、ライブで見てもテレビで見ても一緒じゃねぇか、というのが正直な感想。期待してたんですけど、ライブパフォーマンスとして面白いものは見られなかったかな、とかなり残念。という訳でここで一旦立ち位置を離れて、飲食店ブースでチキンケバブと生ビールで夕食。酒の肴はトミーとピカチュウ(来たらもうちょっと盛り上がるかなーと思ったらホントに来たよ)。これはこれで良い。
EXILE
『Together』『Carry On』『HEART OF GOLD』『Choo Choo Train』。なんと御輿で会場後方から登場。普段あまり聴いてないので、今回ぜひ生で聴いて、ちゃんと向き合いたいと思ったアーティスト。と言う訳で立ち位置に戻ろうと思ったら、前の方のチケットを持ってない客が、ちょっとでも前で見るために通路を占拠して、ブロックに戻れない人が続出すると言う大パニック。今回の出演陣の中では食いつき大きい方かとは思っていたが、これは本当にひどい。客のマナーも、スタッフの対応も。こりゃ立ち位置指定やらなきゃ大変なことになるわ。で、やっとの思いで戻って聴いてみると、やっぱなんだかんだ言ってもうまいわ、この人達。パフォーマンスにしても、ちゃんと期待して来てよかった。生で見て、音源で聴く以上の発見があるアーティストが1組でもあると嬉しいです(そう言う意味でTommyは残念だった)。夜の戸張が降りる頃の『HEART OF GOLD』はよく映えました。そう言えばずっとタテノリだったのが、ここからヨコノリに切り替わったな。
TRF
『Silver and Gold dance (English Version)』『Overnight Sensation〜時代はあなたに委ねてる』『LEGEND OF WIND』『EZ DO DANCE』『survival dAnce〜no no cry more』。紹介VTRの『LETS 5 DANCE』からして懐かしい。2000年に代々木で見たchannel-a super liveから数えて4年ぶりに生で見る。もうちょっと後の方に出てくるかと思ったけど、一応はこの位置で納得。で、とにかく1曲目でぶっ飛んだ。あとの4曲は定番としても、まさかこの曲を持ってくるとは。個人的にはこの時点でテンションが一気に上がったけど、もはや世代的について来れないのか、反応の薄さが泣ける。『Overnight Sensation』のサビでのコールも無かったし。昔はここのサビで会場が一体化したもんだが…とぼやけばぼやくほどじじくさい。でも『EZ DO DANCE』『survival dAnce』の盛り上がり方は尋常じゃありませんでした。数時間ぶりにみんな知ってる曲で盛り上がった、みたいな。これが見られただけでも安心。何より、活動がかなり限られてるはずなのに、パフォーマンスが全く衰えてなかったことに感動した。
Every Little Thing
『ファンダメンタル・ラブ』『出逢った頃のように(アコースティックバージョン)』『Time Goes By』『Free Walkin』『Dear My Friend』『また あした』。TRFが終わった段階から、『ファンダメンタル・ラブ』のイントロ部分を延々繰り返す紹介VTRが流れ、ボリュームが上がった途端に登場。TRFのアッパーなノリをそのまま引き継いでテンションアップ(つってもこの時点で4時間以上立ちっぱで雨に打たれっぱで相当つらいんだけど)。そしてなごやかに2曲目、野外ではひさしぶりと言う3曲目、「アホになる気あんのかお前らぁ〜!!」と言う叫びから4曲目(曲名調べるのにえれー時間かかった。5thアルバムのシークレットトラックとは)、歌詞が流れて全員で歌う5曲目、「もう1曲だけいいですか」と前置きしてしっとりと6曲目。全くもってハズレ無し。あの噂に名高い持田の煽りを生で聞けて嬉しかった。ELTに限ったことじゃないけど、フルでライブが見たいと思いました。
ポルノグラフィティ
『メリッサ』『アゲハ蝶』『シスター(新曲)』『サウダージ』『Mugen』『ミュージックアワー』。スペシャルゲストその3。極めてアッパーなノリ、曲もノリやすい…んだが、もう本格的に足が悲鳴をあげてて、ホントだったらもっと楽しみたいところだったのに残念。曲はもう定番揃いのイベント仕様(でも個人的にはせめて『ラック』とか『渦』とかやって欲しかった)。アウェーでよくここまでやりました、と言った感じ。ただ、ここまで盛り上がってたところで傾向が大幅に変わってしまったので、もうちょっと早めに出てもよかったのでは?ELTTRFの先に出てくれば、ノリが全然違ってたと思います。ハイライトは『ミュージックアワー』でアキヒトが「変な踊りするんで、覚えて帰って」と言ってホントに変な踊りをしてたこと。あれは因島の踊りかなんかなんでしょうか。で、生で見てて、「あれ、生で見るのはじめてじゃないな」と思い、実は2000年のPOCARI SWEAT協賛のイベント以来2度目だったことを思い出す。当時は『サウダージ』が新曲だったな…ってまた昔語りかよ。
浜崎あゆみ
『GAME』『INSPIRE』『Moments』『HANABI』『Greatful Days』『Boys & Girls』『July 1st』。さすがはavexのクイーン、堂々の7曲(いやTommyもっとやってるけど)。演出もここでガラッと豪華になり、牢の中で椅子に座り込む浜崎がステージ下から登場、椅子でそれをぶち壊すという迫力のオープニング。前にも書いた「スーパーテレビ〜情報最前線」の放送以来、ずっと生で見たいと思ってたんですが、わずか7曲でも圧巻のパフォーマンスと演出が見られました。予想通りほぼ1曲ごとに衣装チェンジしてたし。『HANABI』を歌い上げる姿には堂々たる貫禄を、『Boys & Girls』で観客を一気に取り込む姿にはカリスマの眩しさを見ました。つーか全体的にアーティストをほめちぎってますけど、そう感じたんだからしゃあない。しかしアンコールあると思ったら7曲で終了。ラストは曇り空を突き抜ける大花火で幕切れ。

で、この後立川駅まで、また40分以上に渡って暗闇をさまよったり、終わってから1杯飲んだりといろいろあったんですが、それはまた別の話。今度は出来れば大勢で行きたいです。今回、同行者がいたとは言え、チケットは別々に取っていたので見るのは1人で見てたんで。まぁとにかく、さすがは祭と言った感じで、何も考えずに楽しむことが出来ました。
あー長かった。帰宅してからこれ書き上げるまでに1時間半かかってる…てことで以上。