a-nation avex SUMMER FESTA 2004。（雑感）
戦いは終わりました。まず先に一通り雑感。
前日も行ってる同行のptx氏の意向によりオープニングアクトから見ることに。という訳で16時頃に普通に行こうと思ってたのが15時会場着目標で、新宿待ち合わせが13:30。ライブなんていつも開演ギリギリで行ってるので正直「うへぇ」とか思ったけど、正直助けられました。なんせ駅から会場まで徒歩40分。立川駅から昭和記念公園の入場口まで20分、そこから会場になる場所まで20分。これがいつもの感覚で15:30とかに立川に着いてたらと思うと危ない危ない。来年も機会が合えばぜひ行きたいと思いますが、もう二度と昭和記念公園ではやらないで欲しいです。駅が遠いのはいいとしても、駅から会場が遠いのは精神的にやられる。しかも帰りなんて公園の照明じゃなくて主催側が用意した照明だから暗い暗い。とは言え、40000人以上収容できる野外会場って相当限られてしまうため、まだ他に場所があるのかどうか疑問。
で、オールスタンディングにも関わらず、ブロック指定に加えて列指定と番号指定がある。何だろう、と思って行ってみたら、なんと芝生にロープが敷いてあって、そこに列番と「立ち位置番号」が書いてある*1。自分がいたブロックは満杯で、この立ち位置指定のおかげで、少なくとも荷物を置くスペースが常に確保出来たのが大きかった。だがその反面、スペース自体が非常に狭いため、足踏みすら難しい状態。さらに、その立ち位置から外に出る隙間が全然用意されてないので、ものすごい人ごみをかきわけながら出なければならない状態。システム自体は悪くないんだが、せめて5×10間隔で移動スペース空けるとか、それくらいはして欲しかった。事実、一度だけ出入りしたけど、大変な思いしたし。つーか混雑対応がほとんど機能してねぇでやんの。
そして、最大の問題点だった雨。こればっかりは主催側の責任じゃないんでしょうがないんだが、陽が落ちてから、月明かりが一切無いのに加えて、会場側に照明設備が無いので*2、ステージ照明だけではちょっと寂しいくらいに暗く感じた。やっぱしこの会場はどうも不便だ。それはともかく、今日もあの着てるだけで肩がこってくるほど重いレインコートを持っていったんですが、前日の反省からリュックに丸め込んで行きました。で、とにかく雨がずっと降りしきってたり、途中で止んでくれるんだったらともかく、降ったり止んだりなのでどうにも対処のしようが無い。6時間立ちっぱ（＆実質2時間雨歩き）なので、このへんは相当きつかったです。でも普通のカッパ持って行ってたら夜なんかかなり肌寒かったと思います（いやまぁこのコート着てると途中で盛り上がった時に暑いんだけどな）。しかし、夏の暑さの中でこのライブを体感出来なかったことに少し寂しさも感じたけど、気温のおかげで極度にヒートアップしなかったり、雨の中でバラードを歌ってるのが妙に映えたりして、雨だからって悪いことばかりじゃなかったとは思います。にしても、明日からまた気温が30度台に戻るとのこと。よりにもよってこの週末にこの夏最低の気温と気候にならなくてもなぁ…。
行く前も行った後もずっと考えてること。a-nationはいわゆる「夏フェス」に数えられるけど、フェスとは明らかに性質が違う。EXILEの時のあの大混乱を見る限り（後述）、本当にフェス形態でやったら成立しないだろうと思う。でも飲食店も出たり、休憩スペースもあったりして、実際にご飯食べつつ酒飲みつつ、ぼーっと音楽を楽しむって言うこともちょっとだけ出来た。こう言う部分をもっと広げないとフェスとは言えないんじゃないか。少なくともあの混雑対応では無理だが。
しかし、ただの野外ライブと呼ぶのもちょっと忍びない。と言うのは、数万人規模の野外ライブを、単発ならともかく、全国回ってやると言うこと自体、ファンにとっては親切だし、極めて珍しい形態である訳で。まぁフェスの主催者なんて利益上げるのに必死こいてやってるから、金持ってるとこじゃないと出来ないんだけど。そう言う意味ではa-nationって特殊なイベントだなぁ、と思う。来年あるかなぁ。あるとしたら、今年の問題点は解決されてるんかなぁ。
