logic system continued.

http;//d.hatena.ne.jp/hello-m/ ではてなダイアリーで12年間書いてたブログ『logic system』から引っ越してきたので、その続き、という意味での『continued』。

『ロスト・イン・トランスレーション』

サントラの面子がありえないことになってます。って言うかサントラのためのサイトがあるし。そこから抜粋。

ソフィア・コッポラが東京を舞台に映画を撮るというウワサを耳にしたのは、彼女の初監督作品『ヴァージン・スーサイズ』が日本で公開になってしばらく経った頃だった。そして実際に昨年夏から今年の1月にかけて日本を舞台に撮影が行われ、この『ロスト・イン・トランスレーション』は完成した。とはいえ、残念ながらこの原稿を書いている時点で、僕は予告編といくつかのスチールしか観ていないのだけど、断片的な情報によれば、何らかの孤独感、喪失感を背負った外国人の男女が東京の渾沌の中で出会うロマンス(…のようなもの?)のよう。

こう言う記述を見ると、要するにストーリーよりも映像や雰囲気を楽しめって話かよ、と思わされる。そうすると、「またTOKYO作品か」、つまりは西洋的エキゾチカの中の東京を描くだけの作品か、と思わされてしまう。まぁトレーラー見る限り、そこまで乱暴では無さそうですけどね。それに、映像や雰囲気を楽しむだけの映画でも、それはそれで悪いことでは無いし。ソフィア=コッポラはむしろそう言うの得意そうだし(『ヴァージン・スーサイズ』に続いて、これがまだ2作目って言うのに驚きだけど。だいぶ時間経ってるからもっとやってるかと思った)。それで果たして東京を失礼の無いように描いているか、と言うのとはまた別問題だと思いますが。まぁひさびさに、わざわざ映画館に足を運んで、日本の高い入場料を払ってでも見たいと思う映画に巡りあえたと思うので、見に行くつもりです。ちなみに劇中にはビル・マーレー演じるボブが「Matthew's Best Hit TV」に出演すると言うシーンも。