logic system continued.

http;//d.hatena.ne.jp/hello-m/ ではてなダイアリーで12年間書いてたブログ『logic system』から引っ越してきたので、その続き、という意味での『continued』。

Whiteberryラストライブ。

ながらも無い、長距離バスが昼も夜も無い、それでも厳しい体を押して強引に東京まで戻ってきた理由がこれでした。体調が最悪だったので、あんまし盛り上がれないだろうと思ってたんですが、ライブ自体がとんでもないパワーを持った内容だったので、「どこにこんな力残ってたんだろう」と自分で思ってしまうくらいのノリで盛り上がってきました。おかげで最後の最後で足やっちまったんですが。
お客さんのためだとか、お客さんと一緒にだとかじゃなくて、最後だから自分達のために演奏して、それにお客さんを巻き込む感じ。だからこそ、あんなパワーが炸裂したんだと思います。それでいて、お客さんを巻き込むのが本当にうまい訳だから。語彙が少ない(つーか思考能力が低下してる)のでとにかくパワーパワーって言いまくってますが、それほど飲み込まれるライブだったんですよ。あんな強烈なパフォーマンスが出来るのに解散だなんてもったいない、と思ってしまうのは野暮ってもんでしょうか。
オープニングが『信じる力』、本編最後が『通学路』、アンコールは『YUKI』『10 Years After』『願い星』。ライブで盛り上がるだろうなと思ってた『立入禁止』、個人的には最高傑作だと思う『桜並木道』、アルバムの名曲『それだけなんだけど』『ときめきラブコール』、アルバムには歌詞違いで入ってるのでちょっとレア曲扱いの『がんばれ!女の子』、Hysteric Blueのカバー『P.O.T.(Power Of Teens)』、そして『夏祭り』も聴けた。申し分なし。あと個人的には『自転車泥棒』と『中国四千年の恋』が聴きたかったけど、まぁまぁ。
会場が原宿アストロホール、客のノリもかなりすごいことになってて(ちょっとマナー悪いかなと思うくらいだけどまぁそれはご愛嬌)、本人達と客との一体感も含めて、「バンドブームってこんなんだったんかなぁ」と思うようなライブでもありました。そう言う意味でも、バンドブームの残りかすくらいしか見ていない自分にとっては楽しめた要因かな。バンドの解散に立ち会うのはこれが初めてじゃないけれど、メンバー一人一人が感慨深く最後のメッセージを伝える部分は、やっぱし何度見ても悪いものじゃないですね。
しかしWhiteberryって、実はツアー1回しかやってなくて、あとは単発ライブが数回程度だったんですね。ホントに北見から通ってたバンドだったから、メジャーデビュー後もそうそう活動も出来なかった。5年間でアルバムも2枚だけだし。でも、里美さんの「後悔は全くありません」や、由紀ちゃんの「これからの未来は全く想像できないけど、5人で頑張れると思う」と言う発言は、力強かったです。また会える日がたぶん来るんじゃないかな。
あ、解散はまだですよ。3月31日の北見オニオンスタジオが本当のラストです。さすがに行けないので誰か代わりに行ってきて下さい。って言うか今日行って見たくなったよマジで。26日には渋谷チェルシーホテルでロリータ18号と対バンなんてやってたんだ。知らなかった。うー。