と言う訳で

放送終わりました。語れお前ら。と言うのも横暴なのでとりあえず雑感。まだ見てない人はネタバレ注意。
まず、控訴審判決から財前の死まではしょりすぎ。東に診察を頼むまでに財前の心変わりとかいろいろあったろうに。旧作見てないけど、これは旧作見てる人間が新作に文句つけたくなるだろうなぁ。と言うか、先週見た段階で予想はしていたけど、サイドストーリーも全部強引にまとめたと言った感じ。
とは言え、やっぱし財前の最期は壮絶でした。それだけにもっとゆっくりと描いて欲しかったなぁ。個人的には、ちょっと死に様が無様だった気がするけど。里見の診療を断るほどの自尊心がまだ残っているのなら、最後までそれを押し通して欲しかった。あと、鵜飼を突っぱねる部分が必要だったかどうかはちょっと疑問。あれはいわゆる巨塔の暗い部分は絶える事は無い、と言う象徴だったのかしら。
文句ばっか言ってますけど、半年間楽しませていただきましたよ。最終回があれで不満かと言われたら、まぁ人情オチでごまかされた気はするけど（と言うかそれが一番の不満なんだけど）、それはそれで一つの終わり方として受け止めるつもりです。来週は総集編。