青山ブックセンター倒産。

これから六本木でオールする時に疲れたらどこ行けばいいんですか。中学や高校の頃に六本木でオールしてた時、ずっと踊ってるのも体力が持たないんで途中で外に出て、ゲーセン寄ったり本屋寄ったりしてて。六本木の青山ブックセンターは朝5時までやってたから重宝してたんです。写真集とか音楽書籍とかデザイン本とか多くて。そう言えば菅野美穂の『NUDITY』を見たのも六本木店だった。これからどうすればいいんだ…ってTSUTAYAが朝4時までやってるんだ。置いてある本のセンスも似てる上に、向こうはスタバで座れるから、少なくとも六本木店はかなり打撃喰らったと思うんですが、別にそれだけで倒産って事は無いはず。どうしたんだ一体。新宿ルミネでまるまる１フロア持ってたのは一体何だったんだ。あれもKINOKUNIYAにやられたのか。うーむ…何にせよ残念。
うちの地元の近くにはかつて結構大きめな本屋がありました。３階建ての本屋で、１階は一般書籍や雑誌、３階はマンガ専門だったんですけど、２階は半分が教科書で、もう半分はデザイン系の本やら楽譜をはじめとした音楽書やらアイドルじゃない写真集やらがいろいろあって、こんな小さい街にある本屋なのに訳わかんねぇ、って思ってました。自分やこの本屋を知る人達は「雑多じゃないヴィレッジヴァンガードみたいな」とか表現してたんですが、今思えばあれはまるっきり青山ブックセンターのセンスでした。ヴィレッジヴァンガードとは明らかに違うんだけど、他に思い当たる表現が無くて、今になってようやくぴったりとはまった感じ。読んでる人にとってはだからどうしたって感じですが。
その本屋はお家騒動で倒産、何年か経った今になって新しい場所で普通の小さい本屋として営業を再開してます。しかしあの頃のセンスはかけらもなくなってしまいました。かつてその本屋があった建物は何年かの間はただの事務所で、最近ブックオフになりました。結局大手に食われていくんでしょうか。はぁ。