東日本早押王を正解だけメモってたら長くなったのでとりあえず載せてみる。

【第1セット】

「ボディ」「メモリー効果」「フィルモグラフィー」「楊逸」「豚（×：鶏）」「たかひろ（×：かずひろ）」→4○2×、判定4位
遅刻して慌てて入ったら読んでた「会議棟」がわかったのにスルー、という最悪のパターン。しかし席について即1問正解。いろんな意味で迷惑で申し訳ありません。20問くらい聞きそびれてる計算かと思ったら、得点状況を見るとまだ10問弱かと見て安心（実際には4問だった）。だがここからがボタンが点かず、特にマッスーさんに「雨宮処凛」を押し負けて大ショック。3人抜けのところを2人抜けられて、マッスーさん6○1×、自分4○0×と、あと1問でサドンデスという状況。どうにかしようと思って押した問題で、「鶏。ってやべぇ、振った！」とパラレルを踏み違える大事故。どうにかミスを取り返そうと、松本人志の兄の名前で押すも、何故か5カウントで思い出せず。結局最初から参加して「会議棟」を取ってればこんな勝負に追い込まれることは無かったので、敗因は遅刻、というか小田急の信号点検。まさか上り小田急まで遅延してるとは思わねーだろ普通。

【第2セット】

「ファインマン」「安室奈美恵」「グローマンズ・チャイニーズ・シアター」「やずや」「フォークナー」→5○0×、判定2位
今度は展開が動きながらもわかる問題が少なく、わかる問題は押し負け、19問目でようやく初日。で、つけたはいいけど、「チャイニーズシアター」と「ウォーク・オブ・フェイム」のどっちを答えるべきか迷う。「チャイニーズシアターの前にある」とか「ウォーク・オブ・フェイムが有名な」と、問題文の先はどっちもありえるので、ちゃんと選ばないとどっちにしても即×。運に任せて前者を答えると正解、けど結局どっちでも良かったらしく、取り越し苦労（問題集には別解として載ってなかったんだけど、大丈夫だったんだろうか…）。その後も順調に押し負けと日和見を繰り返すも、灰色が飛び、適当な人が抜け、その後に5○目をつけられたので、判定2位。つーか灰色は勝負する必要は全く無かったのに。

【第3セット】

「ASUS」「ボサノヴァ」→2○0×、判定7位
いいとこ無し。というか1勝部屋だというのに、面子がエグ過ぎる。ここでようやく奇数セットは短文・長文セットは長文、という縛りを思い出し、この面子で短文となると、ことごとくわかる前に押されて蚊帳の外。4抜けボーダーを狙うとか、そういう次元じゃない負け方。特にひどかったのは、「単一電池→D」を「CとDのどっちか…」とか思い出せず押さなかったこと。逆によかったのは、翌日の自作に入っていたので「今年で50周年/→ボサノバ」という押し。つーか長文・短文つっても、2セット目の問題が特に長いとはあまり感じなかったんだけどなぁ。言われて初めて、3セット目を短く感じた。

【第4セット】

「仮病」「ゾマホン・ルフィン」「スサノオ」『ヴェクサシオン』『蟹工船』「デウス・エクス・マキナ」「シンガポール航空」→7○0×、1抜け
ていうか3セット連続で同じ部屋ってどういうことですか。何より1勝部屋なのにかちぬけさんが入ってきて、思わず「どうしたんですか！？」と言ってしまう。序盤に2問取ってから20問以上沈黙、記憶の底から引っ張り出して「スサノオ」を正解してからさらに沈黙するも、突然確変が起きたのか、40問目から6問のうち4問正解で一気に1抜け。『ヴェクサシオン』は「エリック・サティ」と言った時点で「どうせ出るのは『ヴェクサシオン』か『ジムノペディ』くらいだ、『ジュ・ト・ヴ』とか出ないだろ」と張って正解。『蟹工船』はフリである程度あたりをつけてから「おい」のヨーイドンを勝ち、「デウス・エクス・マキナ」はつい最近似たような問題を作っていたので前フリ1人押し、「シンガポール航空」は「A380初導入」で行ってもよかったけど待って、最後に読ませ押ししたフレーズが「チャンギ空港」だったので「をハブ空港とする、みたいなことだよな」と確定。ようやく7○積めてよかった。

【最終予選】

「V」「ウェディングドレス」「朴」「ロシア語」「ストライカー（×：ハットトリック）」「スプモーニ」「Java」「カンフル剤」『トゥーランドット』『あの夏、いちばん静かな海。』「オリビエ・メシアン」「ロッド・レーバー（×：アーサー・アッシュ）」「山本周五郎賞（×：本屋大賞）」「ランゲルハンス島」「三浦」「バイエル符号（×：ヒッパルコス）」→12○4×・18p、3位敗退
第1セットの部屋に戻る。5セットあったのに2部屋だけ、しかも同じ階って何の偶然だ。とりあえず10人いて、10p開始が4人、5p開始が5人って時点で、ほとんどアドバンテージになってない上に、0勝にしたって0p開始の人がかわいそう。
で、前半10分は自作かぶり、読みきり2問、拍子抜けのヨーイドンを1問、と4問取った後に、「元々はクリケットの用語を由来とし/」で調子に乗る。ブザー後に「やっぱりねーよなそりゃ」と自分で笑ってしまった。得点状況を見て、事前の予想通り、両隣のclammさん・Uchidaさんの一騎打ちで、自分は3位ながら4問ものビハインド。5pからすでに2桁に乗せたチキン君の勢いも怖いし、名前見て「あれいつの間に関東に？」と思ったY本さんも怖い。
そういう訳で中盤は得点状況を見ないことにする。スルー直前に意地で「スプモーニ」を引っ張り出し、さらに『あの夏、いちばん静かな海。』「オリビエ・メシアン」と自分向きの問題を取るも、「コンラッド」が思い出せずに取られ、勝負モードの勘違いで「アーサー・アッシュ」と言ってしまい、ここでちょうど20分経過。得点に目を向けると、4問取れば追いつく状況。つまり10分前と全く変わってない。しかしあくまで「+2になることによって4問取れば追いつく」なので、正解数では大幅に水を空けられている。
とにかくトップを狙わないと話にならないので、最後は形振り構わず勝負に出るも、2作品読まれてるのに、脊椎反射で「本屋大賞」と言ってしまう凡ミス。直後に「村上春樹は「この島の午後」という/」という会心のポイントで正解を叩き出すも、「α星、β星」などと聞いて「それもやってたよな？」という勘違いから「ヒッパルコス」と誤答。4×で後がなくなり、「エトピリカ」に手を出す気力も無く終了。

【新人王観戦】

準決勝も少し見てたけど、途中で頭が痛くなって中座、終盤に戻ってくると3位争いがすごいことになってた。ラスト1分くらいまで3位につけていた女子高生・T島さんをヨシダかばんさんが逆転、と思ったらさらにクエン酸君が逆転したところでタイムアップ。すげー。今回の形式だと、準決勝の下位よりも、最大12→1というきつい倍率を抜けてきた人の方が、勢い持って勝っちゃうんじゃないか？と思っていたのだが、新人王でかなりギリギリまで粘った方がお1人いらっしゃっただけで、やはり上位組は強かった。新人王はタイマン勝負になったが、ヨシダかばんさんが「伊藤絹子」を「山本富士子」（児島明子だっけ）と惜しい誤答で自滅、匠君が決勝進出。決勝は、パーフォレーション君という方の仇を取るために現れたクエン酸君という方が序盤から目覚しい攻めを見せるも、GENさんがすぐに追いつき、競り合った末に逆転。その後クエン酸君がギリギリの攻めを強いられて4×失格、そのままGENさん勝利。青杜君も正解数はクエン酸君と同じだったものの攻めきれず、匠君は手数が足りなかったか。GENさんはさすがに早押王の方の問題チーフということで、知識もさることながら、多くの問題を見通してきたことが活きたんだと思います。終わってから多少失礼な物言いをしてしまってすいませんでした。おめでとうございます。

【早押王観戦】

決勝進出を確定してるKingTowerさんが「あーもう腕冷えちゃうよ！」と若干焦り気味。同じく決勝進出を決めているいべと2人で、誰が4人目の決勝進出者になるかで戦々恐々。ジェノサイドやら何やらでバタバタと倒れていく中、最後に残ったのは中野さんとバーソ。中野さんが3ポイントで波を起こしまくってバーソを追い込むも、いざというタイミングにバーソ向きの問題が来て、交互に正解を出し合って全く決まらない。そしてついに根負けしたか、中野さんが「昭和64年」を1年勘違いして誤答、着席。これで完全に流れを掌握したバーソが、「第2宇宙速度！」「BS JAPAN！！」の連答で、執念の決勝進出。KingTower・いべ・またんご・バーソの決勝は、バーソが開始10問で4○を積むも、そこからバタバタと3×。いべがさらに調子悪く、2○3×。KingTowerさんが「部落出身者ということを言ってはならないこと」、またんごさんが「あの日生まれた恋心」と渋い正解を出す反面、いべがついに失格。そしてジリジリと正解を重ねたバーソがついに9○まで来るも、残った2人が8○2×・8○3×と迫り、なかなかランプが点けられない。そして55問目、「〜絵本に登場するペンギンが/」「さかざきちはる！！」大絶叫で優勝。

【総括】

トータル30○6×。敗因はやっぱり遅刻。時間に余裕を持って移動しましょう。そしたら3勝してた…いや、より厳しい部屋に放り込まれてたはずなので、むしろ勝利数減ってたんじゃねーかとも思えるけど。一応「最初で勝つと後がきついから、最初は負けてあとは全部勝つ」という邪な狙いもあったものの、そんな甘い話じゃなかったですね。
しかし1大会中に6×なんて、「鉄壁の守り」を自称している自分からすれば、おそらく史上最多なんじゃないだろうか。ただ、アタックで4回も誤答したけど、曖昧な誤答は1つもなく、全て攻めに転じた結果でした。「誤答したこと」については恥ずかしいとしか言いようが無いけれど、押し自体は決して馬鹿押しじゃなかったので、後悔してないです（慣れないジャンルに手を出すな、っていう自分内ルールを破ってしまったのはあったが）。けど誤答はやっぱダメだよ。前回なんて1×に抑えてAリーグ進出だったのに。
「今後の予定は白紙」ということで、スタッフやってない自分は何も言える立場じゃないので「続けて欲しい」なんて言えませんが、やっぱり東西合わせて120人以上の「新人」がやってくるイベントって貴重だよなぁ、と。どうしても運営がきついなら、この際「早押王」なくして「新人王」だけでやるってのは…「新人にスタッフをやらせる」って趣旨もあるので、それもまた違うかなぁ。あとは…博覧会形式？うーむ。とりあえず自分の大会が実現するまでは何とも言えないです。すいません。