年明けの渋谷。
昨日、帰省中の友人に会うために渋谷に行って来たんですけど、人の量がとんでもなかった。去年、1日に行った時はさすがに渋谷の街もガラガラだったのに、3日の時点でもうこんなに人がいるのか。しかも2軒くらい混んでて入れなくて、神南のハンバーガーカフェに入ったんですが、3軒ともみんな昼間っから飲んでる飲んでる。俺がもう少し体調が良くて、相手も後に予定が無かったら、飲んでたかもしれない。つーかそれだったら夜に会ってるわ。
家に帰って横になって、ふと思い出したのが、写真家・中野正貴氏の名作『TOKYO NOBODY』。名前くらいは聞いたことある方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。東京のあらゆるところを写真に撮ってるだけなんですが、人が一切映っていない。実際に今見返してみると、日の丸がかかってる写真が多い。新年の早朝を狙って、96ページの写真集に10年かかったらしいです。しかし実際には電車も終日運転していて、初詣の参拝客も結構いろんなところ出入りしてるはずだし、人が全くいないっていう状況を捉えるのは相当きつかったはず。実際にそんな瞬間が捉えられるのなんて、場所によっては1年の中でほんの数分なんじゃないか、とか改めて実感しましたよ。湾岸エリアはかつて自分も撮影で行った時にほとんど人いなかったんで、あのへんは楽だろうとは思うけど、新宿駅のすぐ近くとかねぇ。下のリンクの5枚目とか、ホントにいつ撮ったんだ、と思う。
…うまいこと話広げようと思ったんだけどどうもうまく行かなかった。そういえば昔、タモリ倶楽部にこの人出たんだよなぁ。知ってれば確実に録画してたのに。
