logic system continued.

http;//d.hatena.ne.jp/hello-m/ ではてなダイアリーで12年間書いてたブログ『logic system』から引っ越してきたので、その続き、という意味での『continued』。

今日のVMC。

今回はホントにツボに来た2曲。

Lie in One's Teeth Back / niumun
シンプルなギターとドラムの構成でミニマルなフレーズ構成を折り合わせた作りの曲。音響的にはどこから取ってもサンプルにしてループに出来るような、ってそんな聴き方をしては行けない。けどそれでいてフレーズからフレーズへの変遷が極めてシームレスで、それ自体がドラマであるかのように…って何だろうこのカタカナ語だらけの頭の悪い音楽雑誌みたいな表現は。ろくな表現が出来なくてごめんなさいniumunのお二方。PVもほぼワンカット構成なんですが、フレーズだけでそのままぐいぐいと引き込まれます。
One Step Ahead feat.KBH / cradle
以前ちょっとだけ触れたsubcontactレーベルの曲。この前CISCOとかぐるぐる回ってた時に、やっぱこういうの詳しくなれれば楽しいだろうなぁ、と思ったんですが、これに関しては曲もさることながら、PVが素晴らしくかっこいいです。つーかロケ地が夜のビッグサイトみなとみらい駅と成田空港と来たら俺が嫌う理由も無い訳で。なんというか、一番「かっこいい」イメージの東京なんだけど、東京の映写法としては最も非現実的でもある。写真都市・映像都市としての東京、というのを見ると、これが一番正しい作り方なんだろうなぁ、と思ってしまいます。90年代のバブル期に憧れた東京のイメージが、2000年代にして洗練されたものに作り上げてきた映像がついに出来上がったか、と。しかしそれに気づくと同時に、それを具現化するために選ばれたこれらのロケ地が、現代の東京においていかにからっぽなものかと考えると、やはりバブルってからっぽだったんだなぁ、とか。ぐるぐる巡って文章的にもよくわからなくなってきました。

VMCの「DANCE」枠は自分みたいな一般リスナーの耳をねじってくるような選曲をしてくれるので大好きです。