logic system continued.

http;//d.hatena.ne.jp/hello-m/ ではてなダイアリーで12年間書いてたブログ『logic system』から引っ越してきたので、その続き、という意味での『continued』。

断念。

6:30に京都着予定のバスが、10時前にまだ浜名湖。12時過ぎても、岡崎〜岐阜羽島まで通行止。その後ろも、通行止が解除されたところで、もとからの渋滞で停止状態。
諦めて高速道路を歩き、サービスエリアから一般道に降り、見知らぬ地の田舎道を歩き、浜松行きの路線バスに出会う。中でこっくり。
浜松着。田舎道は近代的なターミナルになってた。もう14:30。本来なら教授と別れ、大阪の友人に会うか、観光にでも行ってた時間。初めての浜松上陸がこんな形だなんて。
教授は俺の身を気遣って、東京に帰るべきだと言う。事実、これから京都に向かっても、教授の都合で夜は会えない。それ以上に、あらゆる交通網が大なり小なり麻痺しており、今行ったらいつ帰れるかわからない。
泣く泣く、上りの新幹線に乗った。浜松はこんなに晴れ渡っている。何故こんなところで断念しなければならない。そう思いながらも、長時間に渡り窮屈なバスに揺られ、寒い中手探りで道を探し、体は既に悲鳴を上げていた。
教授に直接会う機会を失ってしまった事が心底残念だ。しかし同じくらい、目的地に半分まで来ておいて、おめおめと引き返す事こそ悔しい。他の手段を使っていればこんな事態は回避出来たか?いや、どこかで無理が生じていただろう。
新幹線を降りた。帰り道、たまらず、近隣の友人を呼び出したら、急な話にもかかわらず来てくれた。ありがとう、助かったよ。会えてよかった。
各地で情報提供してくれた友人達にも、だいぶ助けられた。行く先々でいつも世話になってきたけど、こんな風に助けられることもあるんだな。何にせよ、ありがたい。
以上、帰りの電車から。この借りはいつか返す。