logic system continued.

http;//d.hatena.ne.jp/hello-m/ ではてなダイアリーで12年間書いてたブログ『logic system』から引っ越してきたので、その続き、という意味での『continued』。

第5回24時間イントロクイズ参戦記・2日目。

第8ピリオド

ここから2日目。ノダシュー・Sally・バーソ・樹の4人がいなくて、友人関係はがっとptxのみ。だいぶ心細くなったな…あとの3人はともかく、ノダシューは2日目も来るって言ってたんだけどなぁ。だが、昨日の7ピリオドで、新形式などにもだいぶ感触が掴めた。そして今日は自分にとっての稼ぎ場所がたくさんある。残り5つ、全部で入賞出来ればチャンスはあるか?
そんな訳で前日の段階からptx・がっと鉄板で「勝負だ!」と決め込んでたTK場所へ、気合入れてゴー。参加比率は15:5:12:12。っておいTK一番人気かよ。

08-A【TK場所】

1問目がいきなり玉置成実Get Wild』でしょっぱなから「そっちかよ!」と言う状況。まぁイントロで押し勝てる訳なんて無いので適当にやってると、trf『Love & Peace Forever』など、ちょっと落とすのが痛い問題が出る。で、初級知識。小室哲哉とKEIKOの結婚式場をptxが誤答し、点いたので「飛天の間」をおこぼれで正解。続く問題が「デビュー前の小室哲哉がアレンジ/」「えっとアレンジだから…『ホタテのロックンロール』!」直後にがっが横で悶絶。「誰に取られてもお前にだけはー!」と叫ばれる。知るかー取ったもん勝ちじゃー。
で、上級イントロに突入。前日のB'zのパターン同様、1問目はやはりTM NETWORK『金曜日のライオン』。globe『genesis of next』を押し負けて悔しがる俺とptx。そしてここでようやくイントロでボタンが点く。『FEEL THE REVOLUTION』「もう1回」え?あれってSついたっけ…頭の中で家のWinampの表示を思い出すも、Sがつかない。で、何を血迷っていたのか、「もう1回」だったのか「聞こえなかった」だったのかわからなくなってきて、結局もう一度同じ答えを答える…が誤答。案の定、正解はMIYUKI『FEEL THE REVOLUTIONS』だった。+20点が-10点になり、都合30点の損。痛すぎる。しかも上級知識も「キララとウララ」や『TM NETWORK LIVE IN POWER BOWL』などを全く押し勝てず、10点のままゲームオーバー。
なんと両脇のptxとがっが30点で4位タイという結果。あの誤答が無ければ40点で2人とも跳ねられたのに…勝負してた2人に自爆で負けるという勝負内容に、とてつもなく落ち込む。今日は全ての場所で得点を取るつもりでいただけに、ここでの無得点は痛すぎる…。

08-B【Mステ場所】

ミュージックステーションは問題にする要素少なそうだなぁ、と思っていたが結構あった。しかし「YOUNG GUNS」がスルーになるあたり、最近はみんな見てないのか?と思ってしまった。あとランキングのナレーターを答えさせる問題で「Ward E. Sexton」を答えさせる問題があったけど、今は着うたランキングを別の人がやっていたりするので、単に「ランキング」と言ってしまうと限定しきれていないような…ちゃんと「CD SINGLE HIT RANKING」と言っていたのを俺がへこんでて聞き逃してただけかもしれませんが。ここでも「関口宏」「Cocco」「免許証拝見コーナー」「thee michelle gun elephant」「大黒摩季」など、対策がヒットしてる。つーか行くつもりも無い場所の対策問題作ってどうするつもりだったんだ俺。

08-C【フォーク場所】

フォークもなかなか定義が広いですが…対策問題の『ダスティン・ホフマンになれなかったよ』が普通にイントロで出た。まぁわざわざ読み上げにする問題では無いわな。あとは「中津川フォークジャンボリー」が読み上げで出たのが個人的に嬉しかったかな。かつて映像を見て衝撃を覚えたので。

08-D【00年代前半イントロクイズ場所】

なんかピリオドを追うごとに、普通のイントロクイズがどんどん不人気になってるような…ここではかなり順当な出題が続きました。っていうか年代イントロは淡々と進んだだけだったので何とも解説の書きようが無い。

第9ピリオド

最初から行くところは決まっている。絶対挽回してやる。参加比率は9:15:6:16。うわ、最低人数かよ…上位3人のみポイント獲得。条件辛いな…。

09-A【ジャニーズ場所】

開始前から「You押しちゃいなよ!」「YouがCan出来るならDoしろ!」などのヤジが飛ぶ愉快な展開。みんなジャニーさん好きな。対策問題は『PLAYZONE』『あぶない少年』がヒット。そして開始前からさんざんがっと話してた『スマイル戦士音レンジャー』がようやく上級で出た*1。正直このあたりから、もう自分の興味の無い場所に関しては、イントロはろくに聴かずに知識問題にしか意識が行っていなかった。なんて失礼な参加者だろうか。

09-B【20世紀アーティスト人名クイズ】

ぽんぽん出てくるが、全然わからん…わかったのは「氏神一番」と「富澤一誠」のみ。「サエキけんぞう」が出て来なかったのが痛すぎる*2。にしても「昔の人の今の写真」というパターンが多くて、相当手こずったようだった。あと20世紀とは言っても、やはり70〜80年代が多かったかなと。それから、ここでは「因幡晃」の写真に思いっきり「Akira Inaba」と書いてあるのに、出題者が出題するまで気づかなかったというハプニングが発生。参加者が「あれ、いいの?」とざわめく中、出題者の「あっ!!」という声で爆笑。いやたしかに白文字でぱっと見わかりにくいけどさぁ。

09-C【80年代以降洋楽場所】

80年代以降だと言うのに、やはり昨日の70年代以前と同じく、80年代以降生まれは自分1人。そんなもんなのか?
第1問。ピアノ4音で押す…が、ちょっと考え込む。うーむどうしよ…「ごめんなさい。」「正解!!」作戦成功!シャレ好きの出題者がt.A.T.u『Gomenasai』をここに持って来ないはずが無いだろう!わからないフリはもちろん演技。それでこそ出題者の期待に応えられるだろうと。もうこれが出来ただけで満足です。にしても初級の1問目からこんなんかい。
その後はTLC『No Scrubs』を押し負けるも、Avril Lavigne『Complicated』を正解。だけど実は80年代洋楽は大の苦手。父親の影響で聴いていたのが50〜60年代、自分で聴いていたのが90〜00年代なので、70〜80年代はちょうどエアーポケットになっているので、そのあたりは全く押せず、三栄建築設計さん*3にことごとく持っていかれる。
知識問題に突入。おこぼれで「USA for Africa」を正解し、さらに「映画『ナッティ・プロフェッサー』の主題歌として使われ、日本でも島/」あー「島」まで聞こえてよかった、「だから島谷がカバーしたのは…『Doesn't Really Matter』!」これで60点。1位の方はダントツなのでともかくとして、さっきTLC押し負けた辻さんが1問取り、10点差でぴったり後ろをつけてくる。いい加減EMINEMの本名覚えろよ俺。これは上級で勝負か?
上級イントロ。あまりわかる曲が来ない。つーか自分が一番聴いてたオルタナやグランジ、それから最近の曲が全然出てこないのが結構きつい。食わず嫌いしてちゃイントロ的にはダメなんだろうけど、にしてもポップスに寄り過ぎてる感が否めない…。で、急に飛んできたE-ROTIC『Turn Me On』を取るが、これは完全にDDRの押しだった。これで引き離したかと思いきや辻さん正解。その後、バラードが流れるが、曲名に確証が持てない…たしか邦題が適当だったんだよな…とりあえず押してみる。「『Almaz』?」正解。よかったー、これ『もう誰も愛さない』の挿入歌だったよなぁと懐かしのジェットコースタードラマを思い出す。洋楽で持ってる数少ない8cmシングルの一つです。これで30点差、このまま終わってくれ…と祈ってると、何問かして終了、2位を死守して50両追加。さっきのTKがあまりにも不甲斐なかっただけに、ほっと胸を撫で下ろした。マジでよかった…。

09-D【オーダーメイドイントロクイズ場所3】

とんねるずハレンチ☆パンチ桑田靖子JEWELRYテニスの王子様シリーズ、國府田マリ子陰陽座小松未歩day after tomorrow、ビー・バップ少年少女合唱団、Z-1、井上陽水(70年代)、さとう宗幸、本多美奈子.、SQUEEZE!!、YMO。また本当につかみどころの無い…自分が取れるのがあるとしたらdat、Z-1、YMOあたりか。いやーひさびさに聴いたわZ-1『バーッカみたい!』。こんなラインアップでも勝つのはたあわんさん。最終的にはイントロが普通に強い人が勝つんだよな、この形式。テリトリーが広い云々もあるけど、得点差はほとんどノンセク勝負でつく訳だし。けどノンセクだけに頼らず他人のオーダーをばしばし持っていくのがすごすぎる*4

第10ピリオド

ここも行く場所が決まってる。だがまずいのは、行きたい場所がこのピリオド最後と、次のピリオド最初ということ。連戦となると対策時間が厳しい。ともあれ、とりあえずここは形式に不安があるものの、責任として場所選択。比率は11:5:14:14。え、プロモこんなに人気あるの!?絶対おニャン子に集中すると思ったのに…そして00年代歌詞穴埋めが圧倒的に不人気。90年代は24人もいたと言うのに…。

10-A【おニャン子場所】

各種イントロ大会に来る度に、「みんなおニャン子好きだなぁ」とずっと思ってたので、この人数での戦いは意外だった。しかしここはプロモ対策でほとんどそれどころじゃなかった。対策が微妙に外れたり。

10-B【00年代歌詞穴埋めクイズ場所】

音楽はメロ先で聴く人間なので、歌詞は元々苦手なのだが、ここに関しては「いくらなんでもここまでわからないか!?」ってくらいにわからない。『Mugen』の「元より この世こそが【 ? 】だとしたら」*5と『世界はそれを愛と呼ぶんだぜ』の「愛と平和!愛と平和!愛と平和!悲しみで【 ? 】ものか!」*6のたった2問しかわからなかった。にしても『恋のマイアヒ』空耳版歌詞って、レベル的には珍品レベルだろ。しかし最終問題を前にして、1位が1点差でかわしつつも、2位が4人並ぶという大激戦。そんな大混戦でも2代目歌詞王・マックさんの貫録勝ち。そしてptxが初の3位滑り込み。よく頑張った。

10-C【ラントロタイムショック場所2】

前日とは違い、今回は全員がタイムショックに挑戦可能。時間押してるっつーのにジャンルリストを見て鮭さんが「おーいどれがいいと思う?」と後ろに聞くというパフォーマンス。14人もあったんであんまし覚えてはいないんですが、たかすさんが「体の部位が入る曲」で、雅さんが「歌い出しだけ」で大苦戦を強いられる反面、前日パーフェクトを達成したキノリョーさんが「オリコン最高位4位」で唯一の11問正解、2日連続単独トップという素晴らしい結果。

10-D【プロモ場所】

さぁ行くぞ俺のアイデンティティことPVよ(意味不明)。プロモの静止画が4枚用意され、それが少しずつ明らかにされるという形式。途中でPVの知識問題もアリ。まずは見慣れない風景から入り、なんとなく青い感じの画像になり、3枚目の途中で水の上で赤い衣装を着た女性が立っているのが見えたので押した。とりあえず勘で『ワダツミの木』を答えると正解。ジャケ写でもそうだったが、大人数だと序盤の正解が本当に大きい。しかし次がDreams Come Trueの『やさしいキスをして』。レターボックスで上下が白いのはこの曲だ、とメモ書きしてたのに…完全に真ん中の画像に目を奪われてた。その後は2枚目の段階でタロウさんが『LEVEL 42』と誤答、ポールさんが『happiness!!』と誤答、すると点いたので『リルラ リルハ』これで正解。完全におこぼれだ…っていうか2人目点かなかった時点でもう答えが出るだろうと思ってたのでラッキー。だがYMO君に、胸キュン。』やa〜ha『Take On Me』など、うろ覚えなPVで負ける。画質から言って「古い曲」としか認識出来ない時点でダメだ。
続いてはPV知識問題。さぁ稼ぐぞ、と思っていたのだが、問題が鬼のように細かいところをついてきて難しい。たしか6問出て1、2問しか正解が出なかったのでは?例えば、「ケツメイシ『さくら』のPVで/」ここで押して「萩原聖人」「鈴木えみ」と連続誤答。「…萩原聖人鈴木えみに/」点いた…けどまさか…「タイトル答えなきゃダメですか?…映画の本」誤答。その後「映画大全集」「映画百選」などの誤答が出るが、「違うんだよ、もっと専門的な名前なんだよ、映画理論とかなんとか」と思いつつ結局正解は出ず、正解は『映画理論実践』。きつい…。あとは「BENNIE K『Dreamland』のPVの舞台になっているハンバーガー屋→Bennie Burger」など。「JUDY AND MARY『クラシック』のPVの冒頭で曲紹介を行なうインド人DJの名前→Javed Jafri」などという、ほんの一瞬しか映らないような場面の対策問題も作ってきてたのだが、あながちベクトルは間違ってなかったようで。
静止画問題に戻るが、しばらくはわからない。だがいきなり1枚目の途中で、「それはさっきまで見てた!」と言うのが来て、自信満々に『GALAXY』を正解。しかもこれは今年のMVA受賞作、会心の押しだった。続いて1枚目を見て、「なんか題名の隠れ方とかいろいろ見ても『いつか』っぽいな…ちょっとだけ待ってみようかな」と思ってたら、同点トップだったMAN君に『いつか』と答えられ、正解。そしてなんとここで終了。しまった〜これ答えてたら単独トップで一気に100両だったのに〜。そして最悪なことにポールさんと通常イントロで2位サドンデス。音を聴かずに押すか、相手の自滅を誘うか…結局曲がわからず押せなかったが、ポールさん記憶障害で自滅。2度目のタナボタ勝利でなんとか2位の50両ゲット。危なかった…。
それにしても、前回はモザイクがかかったPVが徐々に明らかになる形式だったのが、今回は時間短縮のために静止画形式に切り替わったらしいんですが、なんかむしろ静止画形式の方が時間かかってたと思うんですが…。

第11ピリオド

さて、もう一つの勝負がここにある。ptxよ、さっきの借りはここで返す!参加比率は9:13:7:16。あれ、結構少ない。しかも9人てことは上位4人か!うわきついぞー。

11-A【avex場所】

初級イントロでいろいろと「生で聴いたよなぁ」とptxと頷きあう曲が出る。やっぱりスピードでは全然勝てない。だが1曲だけ、誰も反応しない。しかも客席から笑い声が漏れる。曲調的にもこれはもしや?とボタンを点ける。半笑いで『恋するヴェルファーレダンス』正解。はは、ラッキー。
続いて初級知識。なんと参加者にavexの株主がいるのに、「現在、avex筆頭株主/」「USEN」を押し負けるという珍事が。自分はと言うと、「6枚のアルバムのタイトルがしりとり/」「Do As Infinity!」「カラーセラピストの最高位/」「相川七瀬!」対策がことごとくヒット。しかし「8人組ユニット・AAA/」「Attack All Around!」とptxに取られ、ここは互いに一歩の譲らない。さらに「2002年3月、初のCCCD/」で押されてしまう。年号押し決めてやるつもりだったのに、「2002年5月」と勘違いしてしまっていた。つーかptxは普通のクイズは未経験なのに、押し方がどんどん鋭くなっている。かなりいい勝負になってるぞこれは。
上級イントロ。予想通り、avexでもアーティストからして渋めの部類の曲が出てくる。さっき知識で出たばかりのAAA『Blood On Fire』を押し負けるも、過去に自分の企画で出したm.c.A.T『Bomb A Head! Returns』をハネて正解。2日間通じて初めてまともに邦楽イントロで押し勝った気がする…。
そして最後は上級知識。「まずは画面をご覧下さい」画像が出た瞬間全員の手が動き、点いた直後に押した全員が大爆笑。正解は「のまタコ」しかもptx正解してやがるし。こんなところで反射神経勝負かよ!あまりにもあまりな出し方にしばらく笑いが止まりませんでした。「a-nationなどの夏のイベントの先駆けとなった/」ん、どっち答えればいいんだ?「東京ドーム」と答えようと思ったが、ここは素直に「avex rave '93」を正解。当時12歳でものすごく憧れたイベントだっただけに、この正解は非常に感慨深い。そしてソロデビューするらしいdreamのメンバーを答えさせる問題で、Adakさんが「えっと…さやか…何さやかだっけ…」と言ったきり誤答。それを受けてボタンを点けて、「山本沙耶加」とタナボタ正解。つーかこのパターン多いな。で、なんだかんだで終了。ポイントは上位4人までの条件だったが、20点差でptxを振り切って単独3位の40両ゲット。よーし、3場所連続で得点稼いでるぞ。

11-B【8センチCDジャケ写当てクイズ】

大体ジャケ写はわかるまでに時間がかかるのだが、何故かこのラウンドだけは鬼のようなスピードで押されていく。中島みゆき『浅い眠り』、宇多田ヒカル『Automatic』、浜田省吾『悲しみは雪のように』など、わりとわかる問題も多かったが、あのスピードでは到底押せなかっただろう。「ジャケ写ってこんなスピード勝負だったっけ?」と誰もが思ったラウンドでした。

11-C【アキバ系場所】

「イントロは相当ふざけてるので覚悟して来て下さい」と言う言葉に臆せずやってきたのは7人。1問目は絶対に『Hello! Sofmap World』だと思ってたのだが、どこかで『サトームセンの歌』が出ただけだった。『ハッピーマテリアル』が初級・上級合わせて3回くらい出たような気がするけど、どこかで月まで正解が出てた。そして『ふたりのもじぴったん』ついに作詞者自らが出題。さらに上級で『ふたりのぜのぴったん』を出すという爆笑ものの出題。開発者がそこまでするか…。で、出ちゃったよ『巫女みこナース愛のテーマ』*7。「携帯のCMで使われた…」そう言えばそう言う口実があった。
アキバ系知識なんて自分には程遠い世界だと思ってたのでホントに何もわからなかったんですが、「pop n' musicのボタンの色配列」がすぐに出て来なかったのは、いくら最近ポップン全然やってないとは言え音ゲー人間としてまずいですよ俺。最後に音ゲー触ったの2週間くらい前だと思うけど。結局がっが何故か3位に滑り込む。何やってるお前。

11-D【オーダーメイドイントロクイズ場所5】

オーダーメイドもこれでラスト。GARNET CROW松本ちえこ沖田浩之Avril Lavigne、田中美奈子、大森玲子、chee's、野村佑香Perfume飯島真理浅野ゆう子鷲尾いさ子と鉄骨娘、小椋佳。中盤にひどいのが4組くらい固まってるんですけど。これこそB級アイドル場所じゃねぇか。そしてこの組でついにかぶりが発生。こんなラインアップで何がかぶったのかと思いきやなんでまたそこでNUMBER GIRL!?ともあれジャンケンで勝った方が指名を変えることが出来るということで、勝った方が選択したのが…深田恭子だと!?どんな守備範囲だ一体…つーかこれ以上アイドル色強くしてどーすんだ。しかもその変えた当人は超速攻でぶっ飛んでるし…。
さて、もちろん俺が注目するのはchee'sなんですが(最低)、『ガラガラゲッチュ』が押し合いになる。うわーこれだけアイドル好きが集まるとこれ押し合いになっちゃうんだー。そして『トモダチ』はかなり遅く正解。まぁねー、chee'sで一番まともな曲にして一番知られてない曲だからねー。そして野村佑香はリストに(Pretty Chat含む)と書いてあったので、やっぱり出たよ『WAKE UP! GIRLS』。つーかそう書くって事は「出しますよ」って言ってるのと同義でしょう。さらにPerfumeは『スウィートドーナッツ』と『コンピューターシティ』。あのー一応メジャーデビューしたばっかなんですけどインディーズしか出ないんですか?そしてNUMBER GIRLは『透明少女』と『DESTRUCTION BABY』だったはず。出来れば『NUM-AMI-DABUTZ』が出てほしかった。つーかこの並びでNUMBER GIRLについて書くと、知らない人が見るとアイドルグループだと思われそうでなんだかもう。

第12ピリオド

ついにラスト。ここも行く場所は決まってる…んですけど、コース選択の札を出し間違えるという大ミスをかましてしまいました。参加者の皆様本当にすいませんでした。っていうかあれと被ってなかったら俺もロック行きたかったよ!参加比率は10:10:12:12。最終ピリオドにしてこれほど均等に分かれるとは。

12-A【ロック場所】

さぁロックって何だ範囲が広すぎるぞ。その問い自体がロックだ。そこに参加するのもしないのもロックだ。「点けたけど…答えない俺がロック」「そんな出題者がロック」つーかつんく♂が「モーニング娘。はロックだ」っつってたんだからモーニング娘。も出るんだよな。ロックっつってんだからラ・ムーも出るんだよな、本当のロックって奴なんだから*8
もう最後のピリオドなんでみんなハイになってたんだと思います。つーかそう思うことにします。いやーロックって便利な言葉ですね。いや、出たのはホントにロックでしたよ。上級ではTMGE『太陽をつかんでしまった』とかちゃんと出たし。ただ初級でHIGH and MIGHTY COLOR『PRIDE』が出て、あーまぁいいかなと思ってたら出題者「途中までロックでした」の解説にウケる。たしかにアンチノブナガの頃ならロックだったけどなー。

12-B【HEY!HEY!HEY!場所】

12ピリオド通じて、読み上げオンリーのラウンドに参加するのは実はこれが初めて。第1問は「1994年10月17日、記念すべき/」「HOUND DOG!」正解。正解がちらばる中、Adakさんが2○。そこに、「オープニングナレーションを、T.M.Revolution/」「篠原ともえ!」「2002年・2003年の放送で借り切って/」「ユニバーサルスタジオジャパン!」と2連答で追い抜く。しかしすかさず追い抜かれる。トップ争いは完全にこの2人になった。最後にトップで終わりたい、と思うものの、近隣住民として絶対に落としてはいけない「東京メディアシティ」、「松本人志宇多田ヒカルとの勝負で使われた/」「テトリス」と押し負け。それでもAdakさんが思い出せなかった「水口昌彦」を拾い、「誰やねん!?」を正解して追いすがる。
だが、勝負とは違うところで面白かったのが、「観客のおばさんが不細工だったのに対して、松本人志は100点満点中何点と言った?」*9DA PUMPのISSAの漢字が一茶だと聞いて、松本人志は「何が生まれたら大変」だと言った?」*10などのどうしようもないMC問題。もはや大喜利っつーかダウンタウンクイズじゃねぇかと。このコース参加してよかったー。あとは思い出せなかった「下川みくにがMUSIC AWARDS IVで取った賞→ミス馬糞」「南こうせつがCHAMPだった際に観客で来ていた当時小学生の歌手→平原綾香」「Kiroro玉城千春と電話番号を交換して目の前で破った→藤井隆」など、このへん答えられなかったのはわりと悔しい。
閑話休題。終盤になって、「ひーちゃんライス」を正解してAdakさんと6○で並ぶ。しかし次の問題、「センチメンタル・バス鈴木秋則が考案した/」「タオリング」をAdakさんに取られ、終了。うわーすっかり忘れてたタオリング!しかもそこで終了で負けるとは…しかし敗因は純粋に知識不足だったので、納得の行く熱い勝負でした。楽しかったー。そんな訳で最後に2位の50両ゲット。これで今日3回目の2位…うち2回はトップ取れる可能性が十分にあったんだよなぁ。
それにしても、他の場所で大して作ってなかった対策問題がヒットしまくってたのに、最多の16問作ったHEY3はかすりもしなかったなぁ。「フランツ・ハラーレイ」「ミス花子」「キラーメイ」「オラしんたろう」とか用意してたのに。あと「チャンプ五番勝負」の5組全部覚えていったのに。

12-C【オリコンチャート場所】

「チャートのみに関する問題です。雑誌のコーナーなどについては出題しません」とのこと。そうするとどうしても「史上初の〜」「史上唯一〜」「○週連続記録〜」などの出題ばかりになってしまうんじゃないかと危惧してたんですが、よくもまぁデータマニアが揃いまして、よくあそこまで問題作れて、しかも答えもガンガン出たなぁと。チャートに興味なくなって久しいですが、さすがにあそこまで行くとすごいなぁと思います。

12-D【80年代イントロクイズ場所】

ついに最後のイントロクイズ…だが、心中おだやかでなく、観戦どころではなかった。何しろこの時点で自分の手持ちは310両。この最後の場所で得点がどう動くかによって、決勝のボーダーラインが変わる訳で。ラ・ムーが出た時に「ロックだ」とか言うくらいしか出来なかったっす。

全予選終了

と言う訳で48場所に渡るボリュームたっぷりの予選企画が全て終了しました。出題者のイント郎さん、過去の大会よりもはるかに疲れが出ていたようで、しきりに体力の限界を訴えてました。普段だったら各ピリオド予選→決勝でわりと簡単にさばける企画が間にあったり、夕食休憩で時間取ったり出来るところが、今回は48の企画が1つ残らず濃密で、しかも時間もギリギリだったため、息抜き出来るところがほとんど無かったんじゃないかと思います。普段のクイズのオープン大会で、ここまで参加者に参加機会が多く与えられる大会もそうそう無いはず。本当にお疲れ様です。
しかし、主催者の負担の1%にも満たないかもしれないけれど、参加する側も相当疲れる。特に今回は最終スコア310両ということで、Excelでの手計算でボーダーを「300+α」と見ていたので、正直この時は気が気でなかった。最後はもう怖くなって、並べ替えをせずにExcelのウィンドウ閉じてしまったくらい。
そんな訳で結果発表、ここまでの15人が決勝進出。トップは700両のタロウさん。理論値1180両*11のおよそ2/3まで稼ぐとは…。続いて600台が2人、500台1人、400台3人と7人が確定。さぁここからだ。「300台の方、挙手をお願いします」挙がった手は…ちょうど8本。300台でぴったり15人確定。ということは…?
マジで?俺?行った?
得点札の中身を確認して、人数も確認して、それでも「計算ミスじゃないよね?」とか思ってしまってたので周りの人間に確認して…間違いない。決勝進出確定!
初日の7ピリオドの段階では120両だったのに、2日目の5ピリオドだけで一気に190両を稼いだのが大きかった。しかし、「1問差で1位を逃した」というケースが2回、「自滅で得点ゼロに終わった」のが1回、そして何より、「同点サドンデスで相手の自滅で10両得した」というのが2回あった。この最後の10両ずつが無ければ、290両で次点だった。決定力不足が大きかったために、本当に運に恵まれたとしか言い様が無い。「勝つ時って大体そんなもんだよ」って言われそうだけど。
ただ、順位を見てみると、2位4回、3位2回、4位1回、着外5回。1位も無ければ、入賞も無い。取るところでは確実に取り、落ちるところでは確実に落ちてた、という何とも両極端な結果。なんてALL OR NOTHINGなクイズをしてきてたんだ俺。コース選択式の形式は大体コース選択に失敗して負けることが多かったのに、今回ばかりはギリギリ助かったみたいだ…ともあれ2日目から気合入れなおした甲斐があった。
そんな訳で敗者復活は観戦モード。10→4人勝ち抜けの2○2×イントロを3セット、12→5人でもう一度2○2×、そして5→1人の5○2×。がっが1セット目を抜けるが、2セット目で完璧なポイントで押したにも関わらずケツメイシ『夏の思い出』が思い出せずぶっ飛び。いやあの面子相手によく粘ったよ。俺じゃ絶対無理だ。そして中村君が復活。第3回に引き続き2度目の敗者復活。勝負強い…。

決勝戦

ルールは以下の通り。

  • 予選の成績をそのまま得点として持ち越し。
  • 各セット30問限定。出題はイントロ6問、読み上げ4問を3周する。
  • 予選であった読み上げ問題のダブルチャンスは無し。
  • 正解・誤答は各セット±20両、±30両、±40両、±50両、±100両。全セット共通で、誤答はさらに2問休み。
  • 各セット下位4名が脱落戦に突入。3○2×のイントロクイズで、1人だけが生き残り、残り3人は失格。
  • 最終セットのみ40問限定、ただし誤答が出た場合は1問補充される。逆転の可能性がなくなった時点で失格。
第1セット

上位はともかく、下位のスタートポイントを見ると、330、320、310が3人、300が2人、そして敗者復活が250。しょっぱなからすでに当落線上にいるが、敗者復活者以外は実質2問以内の正解にひっくり返るので、差はあって無いようなもの。ただし得点は次のセットまでずっと持ち越しなので、上位陣も手を緩めることはない。
いよいよイントロスタート。多少難易度が上がり、ペナルティを恐れて押しも遅くなる。これはともすれば1問くらい取れるか?と思ったがわかる問題がそもそも来ないし、わかる問題は押し負けるという、実力通りのいつもの展開。とにかく自分が生き残るには知識問題に賭けるしかないんだが、ここまで知識で叩き合いを繰り返してきたAdakさんに「SKETCH SHOWのメンバー」を押し負けたり、さらには知識問題の難易度の乱高下の激しさに対応出来ず、「YOSHII LOVINSON」が答えになる簡単な問題を躊躇して押せない。結局、何も出来ないまま26問経過。見たところ、カットラインは320。1問取れば…と思っても何も出来ず最終問題、神経を張り詰める。
「人気ユニット・BENNIE K。2人の名前/」
点いた!間髪入れずに「YUKIとCICO!」最終問題で下位脱出!最後の最後で助かった…。脱落サバイバルはkonさん、いしけんさん、馬場さん、中村君の4人。ここで最下位の中村君が敗者復活の勢いをそのままに、konさんとのダブルリーチ合戦を制して復活。前回の準優勝者がここで消えた。

第2セット

さて、ここまでなんとか残ったのはいいとしよう。しかしギリギリで抜けたところで、今度は得点が下から2番目。初期カットラインは350だが、1問取って360になったところですぐに追い抜かれるだろう。さらに、上位陣にしてみれば長期戦になるので、この段階でのペナルティは浅く、ガンガン押してくる。逆に下位組は1問の誤答が致命傷になりかねない。それで押せないが…3問目でChara『レモンキャンディ』を、スピード問題では無かったにも関わらず押し負ける。ここでこれが来てしまうと、自分に合った傾向はもう当分出題されないだろうから、この押し負けは致命傷を意味していた。
そして悪い予感は的中。20問を終えて、カットラインは420にまで高騰していた。知識問題3連答とかしない限りはもう覆せない…そして指は動くものの、ランプが点くことは無かった。
脱落戦突入。相手はアンドラさん、田中さん、中村君。もう自分にしかわからない難しい問題が来るのを祈るしか無いが、田中さん、中村君と2人リーチ。もうダメだ、前回の敗者復活でも使った最後の手段。音を全く聴かずに押しに行くが、知らない曲だった。というかこの作戦で3問連続でわかる問題が来るはずは無い。次も押しに行くが、全くわからない…タイムアップ寸前、「すいませんでした!」と言い残し、席をあとにした。結果は中村君が2セット連続の復活。
長い戦いが終わった。むしろ予選をさんざん楽しんでおいて、最後に60問も勝負出来る機会があったことを喜ぶべきだ。

第3セット

ここからスルーが全く出ず、誤答が少し目立つようになってきた。さらに上位陣もギアチェンジを始め、序盤で爆発してトップを走っていたMAN君をタロウさんが追い抜く。さらには最初の250のままずっと最下位に甘んじていた中村君が猛チャージをかけ510まで伸ばす。しかしすぐ上の550まで届かず、ちょうどカットラインとなりサドンデス突入。ポールさん、キノリョーさん、三栄建築設計さん、中村君と入る中、ポールさんが開始3連答を決めてあっさりとゲームセット。中村君は残念ながらあと1問が遠かった。

第4セット

結局残ったのは予選上位7人。得点分布は840〜500。ここでもスルーは無し。しかも加点・減点がすでに50まで上がっており、もはや序盤の貯金でつなぐことは出来ない戦いになっていた。サドンデスのカットラインも700台まで高騰。Kさん、モモセジュさん、Adakさん、ポールさんの4人のサドンデスは、500点のポールさんが他3人に全く正解を出させず終了、700点台の3人を吹っ飛ばした。

最終セット

ついに最終決戦。スコアはタロウ・1090、MAN・1000、たあわん・810、ポール・500。ポールさんが圧倒的に不利と見えるが、それでも6問正解でトップに立てる。さらに誤答には問題補充があるため、潰しにかかることは出来ない上、4人になると2問休みが大きく響いてくる。さぁどうなるか。
序盤は上位2人が互いを牽制しあうが、途中からたあわんさんも追い上げる。だが1問の重みが大きく、全体的に押しが慎重になりスピードも落ちる。1290・1300・1210・700という局面で、17〜20問目、タロウさんが知識問題を4連答!大きく引き離すが、勢い余ってイントロを誤答。一方ほとんど戦線に参加出来ないポールさん。何とか正解を出すも、誤答を繰り返し前に進めない。
誤答が続きイントロ問題が補充される隙に、MAN君がイントロ2問正解。この時、タロウ1590・MAN1500。だがこの2人が続けて誤答。どうなるかと思われたが、36〜38問目でMAN君が貴重な3連答、タロウさんを追い抜き返し、さらにポールさんの逆転の可能性を絶ち失格に追い込む。37問目にして、ポールさんの4位が確定した。前回のベスト4のうち3人を相手に、よくここまで残ったと、健闘を讃える拍手が上がった。
続いてたあわんさんが正解、だがMAN君がダメ押し。40問終了時、タロウ・1490、MAN・1800、たあわん・1410。ここでタロウさんが勝負をかけるが痛恨の誤答。規定問題数は残り6問。この2問休みの間にMAN君が正解して、残り5問。あとの問題を全問正解してもなんと10点差で追いつかないということで、ここでタロウさんが失格。MAN・1900、たあわん・1410という局面で、もうたあわんさんは押すしかない。そして押すが…残念ながら誤答。
163問の戦いを経て、MAN君の初優勝が決定した。正誤数で見ると、タロウ・6○3×、MAN・10○1×、たあわん・7○2×、ポール、3○2×。決勝全体でもMAN君は22○3×という圧倒的な成績を残している。第1セットから全く手を緩めなかったのが勝因か。ともあれ、5回目にしてついに栄冠が学生の手に渡った。

総括

いつもながら、これほどの大会を用意するイント郎さんの体力と精神力に感服するばかり。特に今回は、参加者がどこかで必ず楽しめるように大会を構成していただけに、準備も例年に無く大変だっただろうと思う。全員参加ながらもガチで勝負出来るような大会構成は、普通にオープンの主催者も見習うべきだと思う。イントロに興味がなくても、一度はこの大会の企画構成などを見て欲しいと常々思う。
そして自分自身に関して。今回は各場所に分けたことによって、その場所にそれぞれのジャンルの猛者が集まり、イントロが全て大激戦になり、普段のように通常イントロでちょっと拾えるような紛れがほとんど生じなかった。イントロに限らず、普通のクイズでも指が遅い自分は大苦戦を強いられたが、今回は知識問題に救われた。次回以降もこの傾向が続くなら、知識対策をしてくる人間が増えてくるだろうから、これほど容易には行かないだろうが、とりあえず今回ついに決勝進出を果たしてしまった。「イントロサークルにいなければ決勝には行けない」というのを覆したかったし、普通に音楽聴いてるだけの人間でもこう言う場で活躍できる、というのを立証したかった。形式と運に救われた部分が多分にあったので、「実力で勝った」とは言い難いところだが。
そして、今回勝負出来た友人達、特にクイズやってないptxと、直前になってわざわざ参加してくれた樹に、胸を貸して頂いたイントロプレイヤーの皆様、特にビジュアル問題で激戦になったMAN君、知識問題で叩きあったAdakさん、洋楽でギリギリの攻防を繰り返した雅さんや辻さん、他にもここでは名前を挙げられなかったけど、いろんな方に感謝したいところです。
うまいこと締めが浮かばないんですが…ともあれ皆様、おつかれさまでした。好き勝手書いてしまいましたが、気を害された方は申し訳ありません。本当に、イント郎さんがご無理をなさらないよう、それだけを願って結ぼうと思います。

*1:前日に「珍品で出るか」と言う話もあったが、「ジャニーズ場所もあるんだし、その程度では珍品とは言えないだろう」と話してた。

*2:どうも「テイ・トウワ」と言う誤答が多かったようだけど。

*3:大先輩なんですがなんつー登録名だ。

*4:この方に限って言えば、その分自分のオーダー落とすことが多いんだけど。けど普通取れる2○を取らずにトップ取っちゃうんだから。

*5:正解は『夢幻』

*6:正解は「花が咲く」

*7:「愛のテーマ」ってつくことをこの時まで知らなかった。

*8:ここはわかる人だけ笑って下さい。説明する気なし。

*9:正解は「7点」。

*10:正解は「16人目」。

*11:最終ピリオドだけ13人以上参加の場所が無かったため。