マトリックス。

いろいろあって、家に帰ってきたのが中途半端な時間で、「オールスター感謝祭」を途中から見る気にもなれなかったので（あとからビデオで見ます）、フジテレビでやってた『マトリックス』見てます。途中でサイファーの例のシーン*1とか見て、あー第1作は結構いろいろあらすじがあってよかったなぁ、と。これの公開当時は大学1年生で、デジタルイメージングの授業がさんざんこれのネタバラシ中心で進行してたなぁ、帰りの飛行機の中で3回くらい繰り返し見たよ（なんせ14時間のロングフライトだから3回見たくらいじゃ東京着かない）、とか思い出しました。
実は卒業直前に『リローデッド』を見たんですが、世界観があまりにも変わってて、開始10分で「この映画ダメだ！」と思い、いまだに『レボリューションズ』を見る気が起きません。つーかあのWASPの映画作りにありがちな、いろんなエスニシティぶち込んで世界観作り上げるって言うあのやり方が気に食わなかった。つい数日前まで、そう言う議論が活発な大学に身を置いていただけに、特に。ええ、活動家の多い大学だったのですよ、うちは。大統領選挙の時にはラルフ・ネーダーを支援して、ブッシュが臨戦態勢入った時にはバス5台でもってニューヨークまで行ってデモやって、学生何人か逮捕されて、とか。そんなとこでした。
『猟奇的な彼女』のリメイク権をスピルバーグが取ったって聞いた時、「あれアメリカでやってもただのドタバタコメディじゃねぇかよ〜」とか思いました。とか言いつつ『The Ring』とか『The Juon』とか見てないんで、日本映画のリメイクの評価する権利とか俺には無いんですがね。つーかそもそもこんなに辛く映画の評価をする権利自体無いんですが。

*1:ネタバレになるので多くは語らない。見てる人はこれだけでわかるっしょ。