突然のメール。

中学時代のクラスメートからメールが来ました。「今度のOB会って行くー？これってうちらの10周年だから結構人来るかなーとか思って、連絡つく人間みんなメールしてみました」と。
まぁ当然、俺が来るはずはないだろうと思われてるはずです。なんせ今の俺は東京に根を下ろしてて、その中学校は地球の裏側、ニューヨーク州のレークプラシッドと言う、小さな田舎町にある訳で。冬季オリンピックが2回も開催されたこの場所で、冬はオリンピックを実際にやった山にスキーをしに行ったり、牛の世話とか畑仕事とかして、生まれながらの都会っ子だった俺の人生はここで大きく変わった訳です。日本語と英語が平気でごちゃ混ぜになってた東京のインターナショナルスクールから一転して、24時間英語、日本語が一切通じない状況で、「英語しか使えない、日本語に逃げることは出来ない」ってことに気づき、英語と同時に日本語も大きく意識するようになったのもここな訳で、言ってみれば今の自分の言語感覚の原点でもある訳です。
にしても、普通に考えたら、今の俺が行けるはずが無い。いろんな意味で。第一、わざわざ地球を半周して、ほんの数人くらいにしか会えなかったら無駄足もいいとこだし、そもそも今の自分がどの面下げて、10年近く会ってない連中の前に現れようもんか、ってな状態で。
しかし困ったことに、去年の5月に日本に帰ってから、ニューヨーク往復1回やって、結構おつり来るくらいマイルが貯まってたりする。…このマイル、いつ使おうか、結構迷ってたりする。
まぁそれ以前に、このOB会がいつなのかってのを、そもそも全く知らないんですが。ひさびさにメール送ってくるんだったらそれくらい書いて来いよ。