logic system continued.

http;//d.hatena.ne.jp/hello-m/ ではてなダイアリーで12年間書いてたブログ『logic system』から引っ越してきたので、その続き、という意味での『continued』。

トラベリックス。

BS日テレでやってる番組なんですけど、今週から3週に渡って、「九龍」「香港」「マカオ」と連続で特集するらしくて。で、一応ただの旅行番組じゃなくて、最初にある程度予算を与えられて、値段を推測しながら効率よく旅行すると言う、むりやり双方向にしたような番組だったりもする。
で、九龍特集ってことで興味があって見てました。ニューヨークのチャイナタウンにいつも行ってて、ああ言う雑多な都市文化におおいに興味があるので、アジアの都市巡りはいずれしてみたいなぁと思いながら見てたんですが、本当に九龍に関しては、もっと昔、九龍城砦があるうちに行きたかったです。番組で紹介されていたところでは、もうあの一帯は完全に再開発されていて、ショッピングモールとか出来上がってて、完全に新都心化してて。それを見に行くのも一興だけど、やっぱり昔のを見たかったなぁ。啓徳空港も今は、なんか娯楽施設になってるらしいんだよね。
ただ、番組中の選択の一つで、泊まるホテルをその新都心のビジネスホテルのスイートにするか、ペニンシュラにするか、と言うのがあって、そのビジネスホテルのスイートから見下ろす風景は、開発している中にも一部ボロかったりして、その風景に少し感動しました。なんだかんだ言って、まだああ言う風景は残ってるんだ、と。なんだか沖縄行った時のことを思い出しました。沖縄が返還されてから変貌を遂げてきたように、香港も今まさにそう言うプロセスを踏んでいるのか。詳しいことはわからないけど。
こう言った郷愁に浸るには、クリストファー・ドイル監督の映画『タイフーン・シェルター』がぴったり。作られた時期と言い、「変わること・変わらないこと」を描く数々のシーンと言い、緒川たまきと言い、佐藤タイジと言い、名作です。この映画で使われているシアターブルックの『まばたき』と言う曲も名曲です。
ちなみに番組の参加に関しては、ホテル選択で玉砕しました。んなもん宿泊先でその2択だったらどう考えたってペニンシュラの方が高いって思うだろうよ…。