logic system continued.

http;//d.hatena.ne.jp/hello-m/ ではてなダイアリーで12年間書いてたブログ『logic system』から引っ越してきたので、その続き、という意味での『continued』。

2010年冬・春ドラマ総ざらい。

まずは冬から。

  • 不毛地帯』:結局最後まで見たのはこれともう1本だけだった。見ごたえがあり非常に良かったが、如何せん万人受けする内容じゃない、というか普通だったら見てて疲れる。見てなかったけど『官僚たちの夏』のような、こういう骨太のドラマが1クールに1本はあってもいいと思うんだけどなぁ。
  • 曲げられない女』:1クール完結では一番良かった。菅野美穂の良さを最も良く出してた脚本だったと思う。
  • コード・ブルー2nd』:録画しといて1回見てやめた。そもそも1stを見てないからなぁ。なんか感情移入がしにくい。
  • 『泣かないと決めた日』:『ライアーゲーム 2nd season』の流れで見ようと思ったが、ただでさえ泥臭い内容を演出で無理矢理おどろおどろしくして、見る気が失せた。最終回がぐっちゃぐちゃになったらしいってのを後から聞いて、そこだけ見たかったなぁ。
  • まっすぐな男』:深田恭子のキャラは気になったけど、如何せん暑苦しくて2回でやめた。『曲げられない女』との違いは、主人公の温度。
  • 特上カバチ!!』:TBSはバラエティ仕立てのドラマが下手だなぁ、と思わざるを得なかった。これも2回でやめた。

という訳で結局まともに最初から最後まで見たのは2本だけでした。で、春。

  • 『Mother』:今のところ、唯一継続して見てるドラマ。重くて暗いのが大好きってのは何度もこのblogで書いてますが、そういう意味ではここ数年のドラマでは群を抜いている。何この誰も救われない感じ、しかも残り回数考えても全然救われる見通しが無い。ただ気になるのは、キャストがちょっと多すぎる気がする。ちゃんと成立するのかなぁ。『曲げられない女』は人物相関図見ても4人しか出てなくて、そこに絞ったから成功したんだと思うんだが、「準主役」級のキャストがかなり多いのが、どう転ぶか。
  • 月の恋人』:今夜スタート。素晴らしく月9らしい月9だと思う。とりあえず第1回はわりと安心して見られたので、次回以降どうなるかなー。
  • 絶対零度』:「ここがCSIでー、ここがコールド・ケースでー」とか親と一緒に言いまくってしまった。そういった海外ドラマに、日本の警察の組織構造を合わせた感じ。概ね一話完結なので特に追いかけて見る必要も無いかと思って2回でやめた。つーか前述の海外ドラマの例で言うと、1話の内容が20分で終わってしまう。ただ木村了がいい役どころだと思う。あと『ヴォイス』よりははるかにマシ。あれも『BONES』みたいなもんだけど、演者を映すのが先に来てて、物語が薄かった。
  • 『素直になれなくて』:twitter云々を抜きにして、普通にドラマとしてつまらない。『ラスト・フレンズ』はハマったので、期待してたんだが。初回から人間関係が散らかり過ぎ。かといってジェットコースターというほど展開が激しい訳でもなく、中途半端。
  • ヤンキー君とメガネちゃん』:初回で全部説明がついてしまい、あとは1話完結の繰り返しって感じ。よって2回で終了。最後の方で展開があるのかなぁ。

そんな訳で、今期の民放は『Mother』1本です(まぁ『月の恋人』がどうなるか次第だけど)。で、『絶対零度』のくだりで話してて、「和製HOUSEは誰か?」という話になりました。今のところ俺の中での結論は「5〜10年後の阿倍寛」なんですが、これでもどうもしっくり来ない…誰かあの感じでハマるのいないかなぁ。