logic system continued.

http;//d.hatena.ne.jp/hello-m/ ではてなダイアリーで12年間書いてたブログ『logic system』から引っ越してきたので、その続き、という意味での『continued』。

第3回東日本早押王おさらい。

今回は観戦記は無しで、前回と同じフォーマットで。

【第1セット】

西野カナ」「テルミン」「コルヒチン」「吹き出し」「口上(×:顔見世)」→4○1×、判定6位
1問目をいきなり正解。今回の傾向で、スロースターターな自分が出だし正解というのは、ちょっと行けるんじゃないか?と、「クララ・ロックモア」(リディア・カヴィナよりこっちの方がすっかりメジャーになったんだなぁ)を聴いて「テルミン」、押してから「ジベレリン」の可能性を冷静に潰して「コルヒチン」正解。ここまではトップグループだったのだが、如何せん面子がエグくて、だんだん追い抜かれる。12人で60問やるのに、7問正解が4人も出ないだろうと思っていたら、3人も抜けられてしまう。そしてこの時点でボーダーはかちぬけさんの6○1×。まずいなぁ…と思っていたら、終盤ですとん、とボタンが点いて「吹き出し」正解。残り問題数が少なそうだし、もう1つ積めばとりあえずプレーオフには持ち込めるので、「歌舞伎の初舞台や襲名披露の興行で行われる/」でとりあえず押してみるも、「…顔見世」で誤答。次の問題が最終問題で、ゲームセット。押し負けも多かったが、それ以上に「織田幹雄」「スピン」「ポン・ヌフ」など、明らかにポイントを過ぎていた問題を押しに行かなかったのが敗因。いつも通りといえばいつも通りなんだが。

【第2セット】

「プロモーション」「flumpool」「LDL」「もぎり」→4○0×、判定5位
部屋が変わらず、前回の「5セットもあるのに2部屋しか回らなかった」というのを思い出す。そしてまたも1問目を正解。ただまぁここでも押し負けがひどい。「アルファベット3文字でGID」なんて俺が押さなきゃどうすんだっつの。「フランス語で「青年」/」は「ん?コム・デ・ギャルソンじゃなくて…あ、なんだ、「のように」を取ればいいだけじゃねぇか」とか、「童謡『いっぽんでもニンジン』で〜」は、何が来ても答えられるはずなのに、そういう押しが出来ない。そしてかなりひさしぶりに聞いた「ローラット法」が思い出せず。ずいぶん長く沈黙した後に、「山村隆太」と聞いて「flumpool」を正解。かなり押し負けまくって、時間的にももういい加減危ない、と思ったところでギアを上げ、「LDL」「もぎり」と勝負の連続正解。直後の「ルレット」で手が動くのが遅れたところで終了。しかし最後の勝負でボーダーに追いついており、ラスト1枠で3人が4ポイントで並ぶ。3問使って決着しなければ自分の勝ち、という状況で入ったプレーオフ1問目は、Oさんに押し負けるが、Oさん思い出せず、自分も正解を勘違いしててセーフ。スルーを挟んだ3問目、「ラクロスの1チームの人数で/」反応する前にwkmtに「12人!」と、泣くに泣けない次点負け。このタイミングでベタが来るかよー、とわめきながら、しばらくうなだれる。

【第3セット】

マグニチュード」「バーニャカウダ」「鈴木Q太郎」「知恵熱」「ジスカールデスタン」『勧進帳』「バンダラナイケ」→7○0×、1抜け
いくらなんでもここまで0勝はひどい。部屋に入ったら12人中暫定順位1位で、なおのこと情けない。しかし焦ったのは、さっきまでの部屋と比べて、この部屋が問読みも進行も早い。しばらく気持ちまで焦らされてしまったので、落ち着いていくことに。ただ、そろそろ勝抜けておかないと危ないので、わかりそうなら躊躇せずに押す。「リヒターによって定義/」「マグニチュード」「「温かいソース」という/」「昨日食べた、バーニャカウダ!」直後に「妹島和世と/」で押し負けたり、「知恵ぼとり。ん?知恵熱?」などもあったが(これ、「知恵ぼとり」で正解でいいと思うんだけど、別解にも書いてなかったのが気になる…)、ちょっとこの焦り気味の進行からとっとと抜け出したい、という思いから、「娘のチャンドリカ・クマラトゥンガ/」「だから…バンダラナイケ!」で、誤答無しの理想的な1抜け。実際には「チャンドリカ」あたりで当たりはついていたので、そこで押すのが理想なんだろうが、そんなこと出来るならとっくに勝ち星上げとるわい。

【第4セット】

パルサー」→1○0×、判定8位
前回は2・4セットで2勝だった。ここでもう1勝出来るかなぁ、と思うが、まず部屋に入って、ショールを羽織って、進行の野郎どもを従えて、自分は黙って原稿を持っているコンちゃんの貫禄にビビる。mixiで「自分の日記で」誕生日を祝われたことをいじってやるつもりだったんだが(結局後でやった)。で、肝心のクイズの方は、「ホントに1勝部屋かよ」と思うくらい、過去3部屋と比べて2段階も3段階も指が早く、全然ついていけない。唯一、「史上初のパルサー発見→こぎつね座」という自作から、1人押しで正解を引っ張り出したのを除いては、「このポイントで点かないのかよ」の連続。いくら自分が指が遅いっつっても、ちゃんとポイントで押してるんだから、1回くらいは点いてもいいはずなんだけどなぁ…と言う間も無く、どうしようもない状態で敗退。あーあ1勝かぁ、しかも序盤の負けが次々点、次点って、泣くに泣けねぇよなぁ…と弱る。

【最終予選】

『ロスト・シンボル』「ルテチウム(×:71番の…)」「徳兵衛」「ラヴィ・シャンカール」「東方神起(×:相川七瀬)」「テキーラ」「第2代」「泡沫候補」「ケラリーノ・サンドロヴィッチ」「アレンジャー」『白樺』「子」「正子」「スコヴィル」「談合」「フローラ・ダニカ(×:エルミタージュ美術館)」「スティービー・ワンダー」→14○3×・16p、4位敗退

最後の戦いを前に、自販機にレッドブルが入ってたので、とりあえず翼をもらっとく。相手はUchidaさんにY本さんって、前回と一緒かよ…そして前回はclammさんがいたはずだが、と思いきやその位置にはサード、って結局熊熨斗か!2勝組はUchidaさん、サード、ケイイチ、K嶋さん。とりあえず部屋代表は無理としても、2勝組を1人でも多く上回るのを目標に、3位くらいを目標に押していく。

スタート。案の定2勝組の押しが早いが、「ロバート・ラングドン教授がワシントンD.C.を/」昨夜フジテレビでやってた『ダ・ヴィンチ・コード』を思い出す…いや待て、今さらそんなのクイズにするか?…最新作だ。3作目、1オブのペーパーを見て思い出せなかったタイトルが、ロスト、えーっと…『ロスト・シンボル』正解音。うっわーこんな危なっかしい押ししてたら25分持たねぇぞ。押し負けを続け、「ランタノイド元素と呼ばれるのは、57番の/」いやいやいやいや、押しちゃったけど元素名わかんねぇぞ。過去に自作したけど思い出せない…「71番の…」そうだよね、番号じゃ正解にしてくれないよね…結局「ルテチウム」思い出せず、とっとと3pに戻る。「わかさぎ」を見送ってから「徳兵衛」押し勝ち、「エンタシス」「フロリダ」「デビアス」とことごとく得意そうなカタカナ言葉を押し負けるも、「アメリカのミュージシャン、ノラ・ジョーンズの父である/」こればっかりはさすがに負けない「ラヴィ・シャンカール」正解。しばらくして、「今年4月3日に突然の活動休止を発表した、代表曲に」このフリだったら何が来ても行ける、読ませよう。「…代表曲に『BREAK OUT!』/」え、知らない!誤答、正解を聞いて「4月3日」という日にちが脳内で一致。知ってる曲たくさんあるのに(というか何度も生で見たのに)、よりによって知らない曲が来てしまった…全然前に進まない。しかし攻めないと話にならないので、「テキーラ」取り、「第2代」は完全にバクチ押し。このあたりでタイムアップ。

Uchidaさんが一応トップだが×が多く、実質×無しのサード、ケイイチとダンゴ。2歩ほど下がって俺と親衛隊。このペースじゃ改めてトップは厳しいな…どんなに押してもトップ3に1テンポ遅れる。というか俺、2×つけるの早すぎ。けど押しのペースは変えられないので、そのまま続行。「泡沫候補」の2問後、「かつて、バンド「有頂天」で/」押した瞬間ケイイチから「くそっ!」という声。こういう時こそ知識が混線しがちなので、一呼吸置いて整理してから、「有頂天だから…ケラリーノ・サンドロヴィッチ!」と確実に正解。しかしまぁ相変わらず押し負ける押し負ける。「ポタリング」「蛇の目の砂」はポイントから遅れてしまい、「国連大学」は前フリで押すもこりんに取られる(まぁこればっかりはしゃあない)。ただ「東映」が思い出せないのがダサい。そして『ウラノメトリア』とか『科学革命の構造』とかいうワードが出るような問題は、ケイイチや親衛隊に一歩早く取られてしまう。それでいいの?という感じの「アレンジャー」、ベタフリの『白樺』、ちょっとひねった「子」、自作にもあった「正子」を答えて、12pで20分終了。

トップはサードが22pでいまだ×無し、あとの2人も20p台。しかし前回好調だったはずのUchidaさんが4×。4位は自分で、この時点でとりあえず上位陣には浮上しているものの、大きく水を空けられていることには変わらない。ブレイク中に「最後は+2/-2なので、10pくらいは簡単に…」という声があったが「ならねーよ!」と総ツッコミ。ここで5問差をひっくり返せるようだったら予選1勝がまずおかしいだろっつの。で、「ケラ」を取れたことについて、ケイイチとK嶋さんに、「あっ負けた、と思ったら松さんだったからしょうがないと思った」と言われた。もっともケイイチに「hide」で取り返されてるんだが。
最後の5分。サードが一気に引き離し、Uchidaさんが5×目をつけてしまう。この時点でUchidaさんが20pか22pくらいなので、せめてここまで追いつければ、と思いながら「スコヴィル」正解、「談合」を正解した直後に「エカテリーナ2世」だけを聞いて何も考えずに押して、どうも問題文が違うなぁと思いながらも「エルミタージュ美術館」と答えるとやっぱり誤答。しかしこれくらい前がかりでないと得点は伸びない。だが相変わらず指は早く、「シュトゥルム・ウント・ドランク」「伊達眼鏡」などを押し負ける。「ポール・マッカートニーとのデュオで名曲『エボニー&アイボリー』/」今日何度も救われてきた音楽問題でまたもボタンをつける…が、違う、あいつじゃなくてあっちの方だ!あのー、『We Are The World』作曲したのって誰だっけ…特快で答えたじゃん…思い出せない…時間が無いので、仕方なく最初に浮かんだ方を答える。「スティービー・ワンダーじゃないですよね…」正解音。あれ、あってた。何勘違いしてたんだ俺?結局思い出そうとしてたのはライオネル・リッチーだったんだが、思い出してたら「そっちじゃねぇ!」つってタイムアップ喰らってたかも。はー危ない。だがこれが最後の正解となり、結果16pで終了。2勝してたとしても19p、3位が21pだったので、結局追いついていないのだが、ほとんどクイズをしていなかった割には上出来だったんかなぁ。

【総括】

トータル30○4×。前回と比べて○は据え置き、×は2つ減り、勝ち星が1つ減ってる。うー成長してねぇなぁ。前回と比べて短文主体だったので、総じて自分には不利に働いた、というのはまぁ言い訳だが、普段なら8〜9割確定でないと押さないところを7〜8割程度まで下げたものの、その7割程度で見送った問題が多すぎた。何より第4セットまでにどうにも出来なかったのが厳しい。ただ何度も思うように、クイズに触れる頻度が格段に下がった状態で、前回とほぼ同じ成績を維持出来てるんだったら、それなりに上出来なんじゃないか。今後またこの大会が開かれるかどうかはわかりませんが、欲を言えば、もう一度だけ舞台に立ってみたいなぁ。ビッグウェーブに行けたの、得点制だった第1回だけだったので。