logic system continued.

http;//d.hatena.ne.jp/hello-m/ ではてなダイアリーで12年間書いてたブログ『logic system』から引っ越してきたので、その続き、という意味での『continued』。

Big thanks to PUSHIM.

PUSHIM 10th Anniversaryということで、ベストアルバムが出るそうです。で、そのテレビCMとウェブCMの出演者を、ファンから一般公募してたのを偶然発見して(いま考えても何で見つけたのか思い出せない。ライブの日程調べてる時に公式でNewsで載ってたかなんかか)、「野郎1人じゃ受かる訳無いよな」と思いつつも応募してみたら、なんと当選。「仲良し女子」とか「カップル」とかいうパターンが多くて、「男1人」っていう枠は逆に少なかったのか?ということで病み上がりの体を押して代官山まで行ってきました。日程が複数あって、一番遅い日程を選んだんですが、今日じゃなかったらインフルエンザで死んでたので、助かった。
一応ゆかりのグッズとか、あと普段使ってるヘッドホンやイヤホンを持ってきて欲しい、という話だったので、この前買った小さなエコバッグに詰めて持っていったのだが、結局使わず。撮影場所までは駅から徒歩5分くらい。てっきりどこかのスタジオでやるのかと思いきや、なるほどここか…ソラマメ(ライブハウス・晴れたら空に豆まいて)の帰りに歩いて帰る時によく通ってたけど、たしかにここは雰囲気あるわ。
自分も元映像学生。日本でも映像制作のお手伝いとかやったり、報道のスイッチャーやったり、客として収録を見に行ったりする時もスタッフの動きの方に目が行ったりします。そういう時、どうしてもスタッフの間で上下関係とか、特に何も起きてないのに何故かピリピリした感じとかがあるんですけど、今回はそういったものが一切無い。もちろん仕事の手際はいいんだけど、それでものんびりした感じ。
おかげで撮られるこちらも全く気負いがありませんでした。病み上がりだったんで重装備で行ったけど、いざ撮影となると帽子もマスクも外して、と。PUSHIMを聴きながら笑顔で、との指示だったので、選んだ曲は『a song dedicated』。メールでは『FOREVER』が印象に残ってる、と書いたけど、やっぱりこの場所で聴きたいのはこの曲だった。
で、ヘッドホンをしたまま、カメラを見る。「笑顔で」笑顔作るの苦手なんだけどなぁ、と思いつつ笑顔を作ってみる。「もっと!」「もっとですか(笑)」「そうそれくらい!」その一瞬のスキを相手は逃さず、さらに広げていく。そのままクルーの方のトークに答えたりしてるうちに、表情が自然になっていく(いやもともと笑顔以外は作ってるつもりは無いんだけど)。しゃべってると顔が崩れて表情が豊かになっていくのが自分でもわかる。自分もドキュメンタリー作る時にインタビュー撮ってたけど、相手のツボつく質問が重要なんだよな。こうして字に起こしてみると、なんか参考になる気がする。
最後は空を見上げながら曲に聴き入り、撮影終了。待ち時間も大したことなかったし、撮影自体も5分もかからなかったと思う。3日間の募集日程で、当選枠が100人で、どうも自分の撮影で最後だったらしい。現場の空気が良かったのは、そういうこともあったのかもしれない。自分がつい饒舌になってしまい、トークが終始和やかに進んだこともあってか、「すごくいい締めくくりだった」とまで言ってくれた。病み上がりで、外は寒くて、出るのも一苦労だったけど、素晴らしく晴れやかな気分になれて、良い体験だった。現場からは代官山に戻るより、渋谷まで歩いた方が早い距離だったので、自分の前に撮影を終えた人達とは逆方向に歩みを進めていった。(実はその夜、ソラマメでより子さん出演のライブがあったんで、いい感じに長引いたら戻って当日券買うつもりだったんだけど、病み上がり&渋谷近いってことで帰ってしまいました。ソラマメでより子さん、という絶好の条件のライブに行かないってのはかなり惜しかったけど、その時は気分的にこのまま帰った方が楽だろうと思ったのです)
そんな訳で、とりあえず撮影のお礼としてPUSHIM10周年記念グッズを送ってくれるそうですが、肝心の放送時期を聞きそびれてしまいました。なのでどっかで見かけたらお楽しみに。そもそも100人も撮ってるのにちょっとでも使われるかどうか、って話だけど。