logic system continued.

http;//d.hatena.ne.jp/hello-m/ ではてなダイアリーで12年間書いてたブログ『logic system』から引っ越してきたので、その続き、という意味での『continued』。

上半期チャートまとめ(超適当版)。

しばらく更新してなかったんで書いてみましょうか。オリコンまとめは見た瞬間にかったるくなったのでやめました。そりゃ上位10曲中ジャニーズが6曲だったら分析する気もなくなるわ。ただ印象的なのは、20位まで見た時にアニソン*1が2曲入ってて、さらに30位まで広げるとずいぶんひさしぶりにアイドルグループが入った、というくらいか。
ただ、アルバムチャートを見ると、「ベスト盤ばっかじゃねぇか」って理由で、やっぱり見るのもかったるかったんですけど、この上半期はオリジナルアルバムが頑張ってます。というかベストのリリース自体が少なかったってのもあるんですが、とりあえず「企画盤濫造でチャートがV.A.ばっか」っていう事態は無いですね。タイミングの問題なのかもしれないけど、去年の今頃とかアラサー・アラフォー向けコンピがどんだけチャート入ってたんだろう、って感じだったからなぁ。ベスト10にいきものがかりRADWIMPSがオリジナルアルバムで食い込んでる、というのは目を見張るものがあると思います。
音楽業界全体が、「CDが売れない、どうすればいいんだ」というところから、「CDが売れない、さてどこで売ろうか」という意識改革に移行してて、今は過渡期なのでそれはそれで面白いな、と思いました。なもんで、iTunes Storeの上半期チャートでも見つかれば、そっち分析しようかなと思ったんだけど、見つからなかったんでやめます。着うたランキングもどこのチャートを見るのが一番いいのかわかんないし。
過去ログとか遡って読んでもらえると書いてるかもしれませんが、かつて俺は、「昨今のチャートは特に順位を見るんじゃなくて、シングルチャートでトップ30くらいを漠然と見て、これが最近よくやってるアーティストなんだ、という風に見ればいい」と言っていました。しかし、最近は上位陣が固定しているため、そういう見方を続けるとしたらトップ50くらい、特に20〜40位くらいがより層が厚いんじゃないかと。しかしそうした見方自体が、「流行をつかむ」という意味では、あてにならなくなっていると思う。昔でいう『HEY!HEY!HEY!』のパーフェクトランキングみたいに、あらゆる要素を取って、それにウェイトをかけて出すチャートみたいなのがあれば便利なんだけど、とりあえず今のところは『HEY!HEY!HEY!』が音楽番組じゃなくなってるからなぁ。
こうしたチャートが確立されるまでには、この過渡期があと3年続くとしたら、短くてもその倍はかかるだろうなぁ。それまではいろんな数字に目を向けるか、飽きるか。

*1:東方神起の両A面『ウィーアー!』とかじゃなくて、純然たるアニメベースのリリース盤。