logic system continued.

http;//d.hatena.ne.jp/hello-m/ ではてなダイアリーで12年間書いてたブログ『logic system』から引っ越してきたので、その続き、という意味での『continued』。

『大丈夫であるように〜Cocco終わらない旅〜』。

上映期間が当初の予定より大幅に延長されたので、まぁいつでも見られるだろ、と思ってたんですが、それだといつまで経っても見ないだろうし、このところグダグダな生活を送っていたので、いい加減ちょっとは文化的なことをしよう、とライズXヘ。あそこはどこ座ればいいか困りますね。見上げるか見下ろすかしか無いんだから。とりあえず予告でやってた『罪とか罰とか』と『ヘブンズ・ドア』は前売買おうかな。ライズの前売ってモバイル予約で1600円が最安値なんだよな。
で、内容…はドキュメンタリーなので何とも言えないんですが、要するにはCoccoのライブドキュメンタリー+α。いや、+αとしか言えないのですよ。言及される様々なテーマに直接触れることなく、全てがCoccoの言動を通じて伝えられるから。つまりこの作品ではCoccoが主役であり、ストーリーテラーであり、代弁者なのです。だから、Coccoはどうも、と言う人は見るのに抵抗あるかも。
しかし、あの38席しかなく、出入りの激しいライズXで、3ヶ月に渡る終日上映をするだけの意味は、十二分にある。もう、何でもいいから見て欲しい。作品として、「音楽ドキュメンタリーなんだったら別に」とか思わずに、作中の一つ一つの言葉に、耳を傾けて欲しい。沖縄、青森、日本、世界、知りえること、知りえないこと…いい加減ネタバレスレスレになってくるので言及はしませんが、とにかく見て欲しい。
いろいろ抜きにして一本の映画として見た時に、やっぱり残る印象は「Coccoを中心としたドキュメンタリー」になってしまうので、評価を下げざるを得ない。だけど、そういう構成にするだけの説得力が十二分にあるし、とにかく見て欲しい。いろいろ差し引いて、8.0。とにかく見て下さい。予告だけでは何も伝わりません。
だーひさびさに映画レビュー書くとまとまんねー。しかも作品が作品だけに書きにくいのなんの。大体眠くてぼーっとしてて食欲も無いような状態で見たんだから書けねぇっつの。いや腹は減ってたんだけど、「何でもいいやー」と思考回路がダウンスパイラルな状態。軌道修正には恰好の、いやそれ以上の作品でした。ただ、いまだに解釈に悩む場面があるんだよなぁ…。