logic system continued.

http;//d.hatena.ne.jp/hello-m/ ではてなダイアリーで12年間書いてたブログ『logic system』から引っ越してきたので、その続き、という意味での『continued』。

今日のVMC。

Just A Song About Ping Pong / Operator Please
Cajun Dance Partyなどに代表される、近年のティーンバンドの爆発的なブームに乗ってる、オーストラリア出身の高校出立てのバンド。この直前にCajun Dance Partyの『Amylase』も流れてたんだけど、歌詞だけ聴くとなんかひどい違和感。こんな歌詞、ちょっと前ならSATURDAY NIGHT LIVEでジョーク的に作られたようなもんだぜ?みたいな。シュガー・ポップ・ロックみたいな。うまいこと言えませんが。ネットでサウンドが良くて人気に火がついて、レコード会社がそれに目をつけて、っていうのは正当な流れだと思うんですが、myspaceからヒットが生まれる時代ってのもちょっと考えものなのかなぁ、と思ってしまいました。Cajun Dance Partyは高校時代から自分でイベント主催して、シーンを拡大させるのに積極的なところはすごく評価出来ると思うんだけど。
あいのうた〜Swallowtail Butterfly〜 / MY LITTLE LOVER
YEN TOWN BANDではなくセルフカバーの方。つーかPVあったのか!ベストの書き下ろしだったよな、と思って調べ直してみると2001年の『singles』の最終トラック。ロケ地が東京に見えないんですが…どこだろう。ただ正直なところ、PVにはあまり完成度を感じない。これホントに21世紀のPVか、と思うくらいにタッチがアナログ、というより90年代的。90年代の深夜ドラマがこんな感じだったよ、というような映像。既出作の完成度が高いだけに、「何か形に残したい」というだけで間に合わせで作った感がある。という訳でレアだってこと以外はあまり感じない。つーかオリジナルがもう12年前かよ…。

MY LITTLE LOVER特集なんですが、30分を過ぎてもう『り・ぼん』が流れてる。そして不自然なことに、トイズ時代のPVにはレコード会社の表記が無い。昔のPVでも必ずレコード会社表記はするはずなのに、いくら現在の活動は事実上の別名義と言っても過言では無いとは言え、何だろうこれは。まぁ言ってもしょうがないけど、どうせなら『YES 〜free flower〜』流して欲しかったなぁ。視聴者のニーズに関係なく、最近の活動をきちんとプッシュする、というVMCの姿勢は、個人的には高く評価出来ると思うんですが。それによって見てる方は、過去にすがってたせいで見落としてた現在のシーンについていける訳だから。ただ、VMCってもともとリクエスト重視だったのが、リクエストに応える時間帯がどんどん減っていってるのに批判もあるみたいですけどね。
CDシングルが無くなるのは時代の流れかもしれないけど、PVは無くなって欲しくないよなぁ。ライブの集客が格段に難しくなるし、アーティストイメージを作れなくなるから、それはさすがに無いだろうけど。プロモーションの戦術として「全てをヴェールに包む」というのはアリかもしれないけど、情報が無いことによって「誰も何がなんだかわからなくなる」ってのは、どこか時代錯誤というか、逆行してる感じがするし。