よりスタVol.6〜始業式＠daikanyama晴れたら空に豆まいて。
という訳でより子さんマンスリー。ご本人たっての希望でこのハコにしたんだとか。しかし着いてみるとリハが押して開場30分押し。なんかグランドピアノの調律がどうとかいう噂を聞いた気が…まぁ代官山を散策。洋服とか見に行くと疲れるので*1、自分が小さい頃からある超老舗の「シェ・リュイ」とか、別に近くに本店があるからどうでもいいんだけどインテリアショップの中にあるから居心地良さそうな「チーズケーキファクトリー」とかで休もうかと思ったけど、うろうろしてるうちにもう30分経ってしまったので会場に戻って並ぶ。小さいハコの当日券入場なので早めに並んどかないといけないのです。実際、入った時点で当日券7枚出てて、「10で一旦ストップで」というスタッフの方の声が聞こえたし。
中に入ると、受付からして穴あきまくった障子がついた和室っぽいスペースでチケットのやり取りして、ゲストハウスの帳場に雰囲気がそっくり。ドリンクチケットの代わりに渡されたのはきれいな小石。更に中に進むと…おいおい那覇の「コトブキ」かここは。土壁で、御香の香りが漂ってて、照明も隠れ家的な感じで、後ろの方には座敷もあって…ちらっと見えるPAブースの機材がちょっと場違いに見えるくらい。これでステージ前がイスじゃなくてゴザとかだったらもう言うこと無いですよ。
とりあえず中はもうぎゅーぎゅーだったので、席を確保してからドリンク買いには行けないな、と思いドリンク交換を先にする。するとメニューがやたら多い。「これってドリンクチャージのものはどれなんですか？」「このメニューに書いてるものと、あとこちらのボードに書いてある焼酎と泡盛です」え、そのへんもドリンクチャージでもらえるの？この日はいろいろあってかなり疲れてたんで、本当は紅茶とかあれば頼みたかったんだけど、勢いで生ビールを頼んでしまった。すると普通に中ジョッキが出てきたよ、すげー。すぐ下にオリオンビールとか書いてあって、チャージ外だったけど珈琲泡盛とか書いてあって、「おいおい勘弁してくれよ」と思う。代官山にもこんなところがあるんだねぇ…。しかもあれですよ、6月にはティンクティンクがここでやるらしいですよ。その時こそは泡盛片手に…。ただ混み混みでフードの注文とか出来る状況じゃなかったのと、帰りに来月のチケットが買えなかったのが後悔。もっと客入りが少ない時に行きたいです。MANDALAも違うベクトルでいい会場だったけど、ここに3ヶ月連続で来れるんなら、もう言うこと無いわ。いつもいつも、いいハコ見つけてきますねぇ。
えー会場の話が長くなってライブレポが書けなくなってしまいそうなんですが、より子さんもこの会場に一目惚れして、どうしてもここでやりたいってことでここでのマンスリーにこぎつけたらしく。そりゃこんな会場だったら惚れるよ。ていうか髪切ったのはblogで見てたけど、やせた？上が体のラインが出る服だったので、いつになくすらっとしてるように見えた。ライブの方も短いながら、濃密。いろいろ吹っ切れたのがよくわかる。どこがどう、ってのは何とも言えないんだけど。普段は軽くボケや趣味に走ったりしてるトークも、今回は真摯に音楽に向かって語りかけるよう。いや普段のトークも期待してるし面白いんだけど、やはり何かが違う、と思わされた。『HIKARI』をかなり前の方に持ってきて、本編ラストが『Break the Cocoon』と。当日居合わせた方ならわかると思いますが*2、特に最後の『Break the Cocoon』が俄然説得力を持って前に出てきてました。
…帰ってすぐ書かないとダメだね、やっぱ。実はこの日朝からずっと使ってたgigabeatをなくしてて、半分くらい心ここにあらずな状態でライブに参加してたんです*3。だから終わってからも、本当は会場の余韻に浸りたかったのに、とっとと出てきてしまいました。けどこんないいところにあと2回も来る用事があって、あと2回も好きな音楽が楽しめるんだから、それでいいのです。「か？」とかつきません。最近いろんなことについて、「また次があるからいいよ」って感情で動いてる気がして、それ自体はいいのか悪いのかわからないけど、少なくとももう少し物事を気軽に考えられるようになったってことはいいことなんじゃないかなぁ。
…結局全然ライブレポになりませんでした。とりあえず「晴れたら空に豆まいて」が自分の好きな場所リストのかなり上位に入ったので、あの場所を惚れ込んだより子さんがあの場所でやるんだから、5月12日の次回も内容に間違いはないでしょう。…5月12日？タイフェス寄って行くか。
