logic system continued.

http;//d.hatena.ne.jp/hello-m/ ではてなダイアリーで12年間書いてたブログ『logic system』から引っ越してきたので、その続き、という意味での『continued』。

abcこぼれ話。

その16。
音響についてただ1人、特に評価が気になる人がいるとするならば、first/secondと2年間、音響を務め上げてきた奥田さんである。彼が築き上げてきたものを、俺は完全にぶち壊して、俺の色に染め直した訳で。奥田さんはもともと【?】*1での俺の音響に感化されてabc/誤の音響を作っていたらしく、俺が引き継ぐことを非常に快く思っていたとのことだが、実際に出来上がったものを見て、どうだったのだろうか。そこが気になるばかりである。
自分のやりたいことは、8割方具現化出来たと思う。あとの2割はところどころのミスやタイミングの遅れなど。滅多に自分を褒めたりはしないし、あからさまに自分を持ち上げるのは好きでは無いのだが、俺はこの音響を「作品」だと思っている。そして、創作者である以上は、「作品」については絶対の自信を持っていなければならないと思う。だから誰が何と言おうと、俺はこのabc/誤の音響に、誇りを持っている。
と言う訳で、こぼれ話シリーズ、大会前から書き溜めていた分は全て出し尽くしましたので、今回が最終回となります。ちょっとお休みを頂いてから、大会中に思ったことなどを同じ形式で綴っていきます。

*1:これまでのこぼれ話で何度も出てきたのに説明してませんでしたね。2002年8月24日にあったクイズイベントで、エスペラント語にして「demandosigno」と読みます。「クイズ以外の知識を問う」と言うことで、ちょっとでもクイズで聞いたことがある問題はボツ、2000問の提出問題のうち、実際に大会用として採用されたのは750問、自分自身も560問提出して210問採用と言う、abcもびっくりの採用基準。準備には8ヶ月を要して、これがsystem F結成のきっかけにもなりました。ただ俺にとっては、映像・音響・演出の全てをたった1人で全てこなしたと言う面で、滅多にやらない大会スタッフとしてのターニングポイントとなった大会。「演出手法の一例」と言うような名目で大学の教授へのプレゼンも行ないました(そう言うこじつけでもしなければ大会に関われる状況じゃなかった。当時大学3年、卒業制作に移行しようとしている期間で、大会準備期間の半分以上はアメリカで授業受けてた訳だし。)。俺が大会に関わろうとするとかなり口出してしまう上に、与えられた仕事は「表現活動」だと思い神経注いで挑むから、手伝いでも滅多に大会には関わらないんです。