logic system continued.

http;//d.hatena.ne.jp/hello-m/ ではてなダイアリーで12年間書いてたブログ『logic system』から引っ越してきたので、その続き、という意味での『continued』。

今日のVMC。

勢い任せに書いてたらなんかすごい曲数になっちまったぞ今回!つーかちょっと批判多いな。

☆ Wanna be your girlfriend ☆*1 / 樋井明日香
ミュージックマシーンでつい最近「HINOI TEAM」としてユニット再デビューって話を聞いたばかりなので、おおタイムリー、とか思ってしまいました。しかもこれって実はTommy February6プロデュースだったんですね。この後の曲が『たったひとりの君』で、なんか路線変更がAKINAっぽいなぁと思ってたらそのまま音沙汰なし。ユニット結成までっつーかそもそもソロデビュー自体いろいろ経緯があったらしいんですが、とりあえず大人の事情とかはどうでもいいので放置。そして今回HINOI TEAMのデビューシングルを見てみると…おいおい、『IKE IKE』のカバーって。ローティーンユニットは流行りだからいいとしても、「アイドルだからパラパラやらせとけ」って考えは2005年現在どうなんですか一体。しかも選曲もユーロとしてはまた微妙に古いし。公式ページにある「中高生の間で既にブームとなっている”パラパラ”のシーン。」ってのはツッコミどころですよね?それともまた二周くらいして第5次ブームくらいになってんのか?長州小力か?(それだけは違う)
Delightful / 鈴木亜美
…えーと、玉置成実?ごめん、曲があまりにもコッテコテにavex過ぎて、今までの『強いキズナ』とか『FOREVER LOVE』とかと比べて、せっかくの復活劇で強く芽生え始めた個性を殺しちゃってる感じがする。それとも「これから私はavexのアーティストになりますよー」って言う指針表明か?別に曲自体は鈴木亜美には合ってるんだけど、移籍第1弾がこれって言うのはちょっと気になってしまう。上原多香子の『Kiss You 情熱』での強烈過ぎる路線変更を見てるみたいだ。あの時も『Glory〜君がいるから』とか『Air』とかが続いて、そっちを先に持ってくればよかったのに、と思ったような気がする。てことは、今後はもうちょっといろんな曲やってくれることを期待していいのかな。ともあれ、今気づいたけど、avex移籍ってことは今年のa-nation期待出来るんじゃん。楽しみ。
Strong Woman feat. DABO / Asami
これ見たの今日じゃないかも。まぁいいや。ついにこちらもソロですか。樋井明日香AKINAの路線変更について触れたからついでに言うけど、なんか変わり方が三浦大知*2みたいですね。要するには「ヒップホップコミュニティ」みたいなのが存在して、そこの横つながりで仕事なりリリースなりするって言うのが、あまりにも王道過ぎるんじゃないかなぁと。別にそれが悪いとは全く思ってないし、実際、身内でそう言う活動をしているのが何人かいるし*3。でも正直なところ、面白味は無いとは思わざるを得ない。ただ何にせよ、これでソロデビュー出来たってことは、いろいろなものから解放されてやっと自分の活動が出来るようになったって事だから、今後が注目です。視点は当然変わるけどね。
Melodea / Mai Hoshimura
星村麻衣」名義から英語表記に変更。あの「中腰ピアノでノリノリで歌う」スタイルからも一転、普通に座って歌い上げる形に。PVも明るい日差しの森の中で、一気にさわやかさんになってて、これまた大幅な路線変更だなぁと。つーかさっきから路線変更って何度も言ってるけど、単に俺が最近の邦楽から出遅れてて気づいてないだけか?TSUTAYAのシングル一気レンタルも、「金も時間もない」って理由で半年サボってるしなぁ。
歌うたいのバラッド / Bank Band
斉藤和義の名曲を桜井和寿のボーカルで。ずっと触れようと思ってたのが、書けませんでした。この曲が最初に出始めた頃はずっと大好きで聴きまくってたんですけど、なんか自分の中で暖まってた曲がこうやって再度世に出るのって嬉しいですよね。しかもこの完成度だと、何書いてもうそくさく感じて何とも言えません。じゃあわざわざ項目作って書くなってか。
Satisfaction / PUSHIM
おーかっこいい。ライブ映像だ。しかも撮りっ放しのライブ映像じゃなくて、2画面分割で、アングルも分割方法もほぼ1小節単位でめまぐるしく変わって、編集が上手い。こう言うのをVJで再現できればものすごーくかっこいいんだけど、難しいよなぁ。観客のみならず、バックバンドの全てのメンバーにクローズアップしてて、それがPUSHIMのパワフルな歌声とあいまって、非常に愛のあるPVの作り方だと思いました。PUSHIM好きだけどこの曲のPVははじめて見た。
援助交際 / 銀杏BOYZ
PV始まって数秒で、制服姿で飛び跳ねてる女の子の客にクローズアップしたのはやっぱ狙いですか。観客のアップが何度も出て来て、PV見てる限りでは、観客やライブをめちゃめちゃ大事にしてるバンドだなぁってのがよーくわかるんですが、ライブシーンやらオフカットやら差し込まれるシーンがあまりにもバラバラで、それが持ち味っちゃ持ち味なんだけど、曲と全然あってなくてPVの意味が薄れてる気がする。いや、いい映像なんだけど、この映像だったら銀杏のどの曲でもこの同じ映像で通せちゃうじゃん、って思ってしまう。前述のPUSHIMと違って、編集のタイミングも特に曲に合ってる訳じゃないし。個人的には曲も映像もすごい好きになったんだけど、全部これでいいの?とは思ってしまう。

どうでもいいけど、この「今日のVMC」シリーズ書く時、PVにのみ言及してる時、曲について論じてる時、両方合わせてやってる時と、統一感ないですよね。基本的には両方を目指したいんですが。そして今日は当初は最初の2曲だけのつもりだったのに、1曲書いてる間に次の曲が流れて、おっとこれも書きたいなぁ、って言うのが連鎖して、めちゃめちゃ多くなってしまいました。まだ何曲か続くかも。たまたまV-R REQUEST JAPANの時間帯にあたったから、女性ボーカルの邦楽ばっかしになっちゃったし。

*1:☆は実際には白抜きハートマークです

*2:三浦大地改め。

*3:身内っつっても全然連絡は取ってなくて、人づてから「あいつ今こんなことやってるらしいよ」とか聞く程度。同世代がどんどんそうやって表現の第一線に立っていくことに焦る23歳。